イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

寒い夜は妄想で熱く

2019-11-27 | ハンドメイド
寒い夜はテントの前室でランタンを灯したまま眠ってしまうこともあります。
小さな一人用テントだと、こんな一本の火でもかなり暖かく感じられるものです。
まてよ、あの光エネルギーを熱に変換できないかなぁ。
欲求とは底知れぬ衝動です。
オイルランタンをヒーターとして使えないかと妄想にふけはじめると、眠れない夜が続くわけなんです。



パンチングメタルを筒状に丸めて、灯油ストーブの燃焼のように熱エネルギーに変換できぬものか?
しかし、試しにおこなった実験は思ったようにいかず…
筒は形状を変えてみても一向に赤く発熱せず、筒の中の炎は煙突効果で上へと引き延ばされ、天板は煤まみれ。
手をかざして暖かく感じられるのは炎が長く伸びているためだと思う。

とりあえず、このランタンヒーター計画は棚上げ。
まずは炎の大きさを調整できるランタンを製作してみます。
コメント (2)
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風の草笛

2019-11-19 | イラスト
草木も熟睡の朝方、締め切りに向けてGペンを走らせていると、
ラジオからの音楽にふと意識が向く。
集中しているから、聴くとはなしに聴いているのだが、
ゆったりしたリズムにのせた「あなたが 好き」というフレーズに、
感動してペンが止まってしまった。
なんだか涙も出そうになったほど。
曲の終わりの歌手名と曲名を忘れないうちにメモしておく。

そのときの自分の心境や居場所など、絶妙にシンクロして、
歌を聴いただけで涙が出ることがありませんか。
旅の空、薄汚れた旅人、田舎の小さなマーケットのBGM。
店内で流れていた尾崎のシェリーを耳にしたときは、ありゃあ泣けたなぁ。

かの香織。
最近の人か? 聞いたことのない歌手だなぁ。
と思ったら1996年、むかしの曲ではないですか。
小室さんが幅をきかせてた、あの時代ね。
ふむふむ、あらためて聴いてみると確かにそんな雰囲気が出てるな。
世にはまだ耳にしたことがない名曲がたくさんあるのだろうなぁ、
と思わされた「午前2時のエンジェル」でした。
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