イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

創刊20周年

2019-06-27 | お仕事
ご存知、物系おばけ雑誌のGetNaviが創刊20周年を迎えました。
わー!わー! おめでとー!!

考えてみると、かなり長くお付き合いさせてもらっているなぁ。
松井さん(現在はプロヂューサーですか!)はあいかわらずだが、編集の皆さんの顔ぶれも変わってきて当然ですな。
ときどき、有名イラストレーター様のこぼした部分をちょこまかと描かせていただいてますから見逃さないでネ。
モーターサイクルまみれのビンテージ人間には対極に位置する雑誌のように思えますが、
ブーイングしないで大目に見てね。
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つかまえた

2019-06-25 | イラスト
あんなに可愛いと思っていた
テントウムシをつかまえて
裏側を見たとき
グロテスクだなと感じた
そのときが
僕のターニングポイント


(黒光りしているとギガー感が増します)
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夢の鳩

2019-06-24 | イラスト
以前、家の庭にキジバトが巣を作ってヒナがニ羽育っていることを書きました。

毎朝、親が子守りを交替するタイミングをはかって成長した姿を覗くのが楽しみでした。
親鳩はヒナの存在を知られぬよう、巣から離れた場所に卵の殻を捨てることなど、細かい配慮をしていることに感心させられました。
充分大きくなって、もうじき巣立ちかなぁと思っていた矢先のこと。
何かが大暴れする音に慌てて巣を見に駆け付けると、ノラ猫が白いものをくわえて、
半ば引きづりながら走り去っていきました。
巣はからっぽで地面には羽根が散乱している惨状を見て、ヤラレタと思いました。
生死とはこういうことだと分かっていますが、帰ってきた親が半日も子供を探して困惑している姿は見るに耐えませんでした。
僕もショックと怒りと悲しみで数日放心していました。

時々この世界で人は特別だなと感じることがあります。
キジバトのヒナをどうとでもできる立場にいたことが特別に思えてなりません。
守ろうと思えばヒナを完璧に守ることもできたはずだし、巣から落としてしまうこともできたし。
成り行きにまかせて諦観もできたし。
他の生き物にはできない一段上の立ち位置だよなぁ。

夢の中ではいつまでも白いヒナのまま
温かく大きな胸の下
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