イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

自作ランタンの光量調節機能(その1)

2019-12-16 | ハンドメイド
調節機能、それは男の夢!
オンとオフの間に存在するロマンなのだ!

キャンドルランタンをオイルランタンに改造したとき(ってもう30年ほど前の話ですが)
調節機能が組み込めないかなぁとボンヤリ(まさにオイルランタンの明りのように)
考えていました。
真剣に考えはじめたのは、ここ一年くらいでしょうか。
アイデアスケッチを書き留めながら、頭の中でこねくり回しておりました。

まずは肝心の芯です。
本格的な平織芯であれば理想の光量を確保できるはずです。
木綿糸を買って織物するか、と思ったのはほんの一日だけ。
ハリケーンランタンに近い光量、とはいえデイツなら276よりも幅の狭い10ミリの平織芯を購入しました。
すべてはこれを元に現物合わせで作っていくことにします。





芯に合わせて芯出部品の製作。
加工しやすい真鍮のφ10パイプを切り出し、万力で少し潰します。
それから横に芯を上下させるための窓を開けていきます。
次に完全な楕円に潰します。
と思ったら平らになってほしい部分が少し凹んでしまいました。
パイプの中に幅10ミリ厚さ2ミリの板を突っ込んでやるべきでした。
実はφ8のパイプでも間に合ったかも?





芯が窓側に寄るように裏側を丸く叩いて凹ませます。
ついでに芯が出る部分は弱火がきくように(どうかな?)V字に加工しました。
芯が引っかかることなくスムースに動くように手を加えて完成です。
台座は転がってるアルミから切り出して、芯出部品が少しだけ前後に動くようにバカ穴に加工します。

つづく
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