イラストゥ~ンの穴

旅するイラストレーターのスカンピン生活

ほくそえむBS34その後

2016-03-09 | KL250
一瞬のガス欠のような症状はスロットルバルブが3ミリほど持ち上がった部分(開度約1/8)で起きることがわかったので、キャブをはずして確認してみるとやはりバイパスアウトレット部分の守備範囲だとわかった。
パイロットジェットの穴からキャブクリーナーを噴射すると、エンジン側から3つ目の穴からの噴出が弱いことが判明。
強力な噴射力のキャブクリーナーでなら他の穴と比較が難しいほどに元気に噴出するのだが、弱い噴射力のスプレーではほとんど出てこない。
ヤマルーブのスーパーキャブレタークリーナーを一日かけて経路に充填、噴射を繰り返したが完全に噴出するようにはならなかった。
湯でくつくつ煮たり、ブラシの真鍮を用いてホジホジしてみたが経路の奥までは届くはずもなく……
足りないガソリンを補うために油面を高くしてあったんだな。
前の所有者も苦心してたのだなぁ。

パイロットスクリュー → バイパスアウトレット → ジェットニードル → メインジェット と繋がるのでバイパスアウトレットの3つのうち一つが働かないといわゆる「ドンツキ」のような症状が出るのだ。

今まで買った中古車の中でキャブがまともだったことあったかなぁ?
「KL250! お前もか!!」

ああ、キャブの経路をCTスキャンしてみたい!
マイクロマシンを潜入させて原因を見てみたい!
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