東京株式が全面安の展開です。
原因は欧州の財政問題にありそうな模様です。
対ユーロ相場は、8年半ぶりの高値で108円台前半を記録しました。
輸出国日本としては過度な円高はあまり歓迎できません。
欧州の財政問題とは皆さんご承知のギリシャの国家財政破綻が代表的なものですが、ユーロ体制の構造的な問題が根底にあります。
3月22日ブログ「リーダーたちの世界観」でも書きましたが、統一ヨーロッパ国家を形成することで生き残りを図ろうとしたEU構想ですが、重大な欠陥があったのです。
EU加盟のための厳しい条件はあるのですが、退場を促すレッドカードのルールがないのです。
ですからギリシャのような国家財政の破綻が発生しても、その対応策として打ち出した政策に国民が猛反対するかもしれません。(ブログ「ギリシャの混乱」参照)
そうなると巨額な負債を抱えたままでの加盟を認めることにならざるをえません。
BRIC’Sとはブラジル・ロシア・インド・中国という成長著しい国家群の総称です。
それではPIIGSという国家群はご存知でしょうか?
ポルトガル・アイルランド・イタリア・ギリシャ・スペインという国家財政が不健全なグループの総称です。
これらはすべてユーロ圏の国々です。
グローバル化の意味するところは実に大きいことが分かります。
そろそろグローバル化の行き着くところまで来てしまったような感じもします。
ユーロ安を利用して何かいいこと考え付いた方は投票してください。
↓
原因は欧州の財政問題にありそうな模様です。
対ユーロ相場は、8年半ぶりの高値で108円台前半を記録しました。
輸出国日本としては過度な円高はあまり歓迎できません。
欧州の財政問題とは皆さんご承知のギリシャの国家財政破綻が代表的なものですが、ユーロ体制の構造的な問題が根底にあります。
3月22日ブログ「リーダーたちの世界観」でも書きましたが、統一ヨーロッパ国家を形成することで生き残りを図ろうとしたEU構想ですが、重大な欠陥があったのです。
EU加盟のための厳しい条件はあるのですが、退場を促すレッドカードのルールがないのです。
ですからギリシャのような国家財政の破綻が発生しても、その対応策として打ち出した政策に国民が猛反対するかもしれません。(ブログ「ギリシャの混乱」参照)
そうなると巨額な負債を抱えたままでの加盟を認めることにならざるをえません。
BRIC’Sとはブラジル・ロシア・インド・中国という成長著しい国家群の総称です。
それではPIIGSという国家群はご存知でしょうか?
ポルトガル・アイルランド・イタリア・ギリシャ・スペインという国家財政が不健全なグループの総称です。
これらはすべてユーロ圏の国々です。
グローバル化の意味するところは実に大きいことが分かります。
そろそろグローバル化の行き着くところまで来てしまったような感じもします。
ユーロ安を利用して何かいいこと考え付いた方は投票してください。
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