カモリスト

先週の金曜日のことです。
飲みながらの会話で「カモリスト」なる言葉が出てきました。
「なんですか？それ」
驚くべき悪徳商法の手口をいくつも聞きました。

どうやら悪徳商法に引っかかる人は、それなりの特性があるようです。
一度引っかけた人を仲間内で情報共有化して、「カモリスト」なるものをつくるそうです。
一例をあげれば、初回は開運印鑑、二回目は宝石販売、三回目は競馬ソフトで引っかけられて数百万円のローンが残されて…。
その手口も聞いてみればまるで子供だましですが、「カモリスト」に載る人は人の良い“頼まれたら断れない”“いい人”ばかりなんですね。

そんな話を聞いたものですから、翌土曜日の対話集会でもその話題で意見交換。
出てくるわ、出てくるわ、こういった騙しのテクニックを皆で共有化する必要がありますね。
もちろん騙すためではなく、騙されないためですよ。

マンション２軒契約させられて２０００万円…
１セット３０万円の布団を２０セット契約…
競馬の予想屋経由でヤクザに見返りを…
携帯への迷惑メールへ返信したら…
携帯電話を契約して差し出せば礼金をといわれて…
１ヵ月間は金利不用と言われて借りたら、あらかじめ手数料を引かれて…
無料アダルトサイトを見ていたら、それ以降パソコン立ち上げるといきなりアダルト映像が、困っていると解除するからと解約手数料を請求されて…

まあ想像を絶することばかりです。
みなさんの回りにもあるかもしれませんから、気をつけましょう。