八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

11月8日(痙性マヒの肝=筋肉動作の渋さ)

2017年11月08日 11時20分16秒 | 脳幹出血
◇脳幹出血に倒れて約20年。
  今までは歩けない原因をマヒ半身の過重感と考えてきたけど、最近それが変わってきた。
  どうやらマヒ半身の筋肉が瞬時に動けなくて(動きが渋い)、
  一歩を踏み出すと上半身のバランスを失ってしまう、と考えるようになった。
  最近の身体の状況、身体のこなし、伝い歩きや平行棒歩行の状況から、
  マヒ筋肉(主に腹筋・背筋・肩筋)の動作が瞬時にできないことで、上体が倒れてしまうようだ。
  道路設計上は横断歩道を横断のために歩くためには、1m/秒以上の速度で歩くのが前提になっている。
  歩幅=50㎝と仮定しても、周期=0.5秒以下で筋肉が繰り返し動作しても筋肉は硬直しないことが条件だ。
  デイのいろいろなゲームをやって来た経験からこの条件を考えると、不可能に近いようなかなり難しい条件だ。

  多分、将来でも歩けないのかも知れない。
  でもリハビリの副次的なご利益で、ここまで生活の質が向上すればもう十分だろう。
  と年々弱気になってくる所以は、実にここ(痙性マヒを乗り越えられるのか?)にある。
  チリのような小さい回復(脳神経迂回路の開通)は、20年たった今でも続いている。
  あと4年の後の70歳の時点で積もりに積もった回復の山は、果たして痙性マヒを真正面から乗り越えているだろうか?
  まあ、痙性マヒに真正面から勝負を挑んできたのは
  4肢完全マヒで全身がピクとも動かなかった20年前のあの時から始まっているのだけどね。

◇今日は在宅日。
  テレビでも眺めながら、のんびりと在宅リハでもやるべー 
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