つうこのなにげない日々

札幌のおいしいもの、あちこちお出かけ、映画、音楽の感想、ボランティア、その他日記風なんでもあり・・・

九月が永遠に続けば 沼田まほかる著

2012-04-04 22:47:51 | 読書感想
「ホラーサスペンス大賞」受賞作

受賞されたとき56歳だったそうです

筆力の違いというか、読ませます

高校生の息子の失踪にはじまり、主人公の周囲で次々と不幸が起こる

水泳教室で出会った年下の男性と恋愛関係になるが
この男性が事故死してしまう

別れた夫と息子は会っていないだろうと 思っている主人公

別れた夫(再婚している)の家族に会ったりしていないだろう
と勝手に思っている主人公

一言 息子に聞けばよいのに 聞けない・・・

息子は父親の家族に 興味があり 特に二度目の奥さんの
連れ子に関心がある

若い 二度目の妻にも・・・

二度目の奥さんの連れ子(娘)も自殺する・・・

裏表紙に「人の心の底まで続く深い闇、その暗さと
異様な美しさをあらわに描いている・・・」

と書いてあります これを私の感想にします