KINTA STUDIO ブログ

栃木県益子町で、扉、家具、鉄オブジェ、絵、書、陶器、作れるものは何でも制作して生きている。

看板設置

2013-03-30 07:27:52 | 看板


大塚くんにサポートしてもらい、栃木県日光市の「ラーメンどんぐり」
さんの看板設置に向かう。作業中に親指をハンマーでたたき
泣きながらも無事完了。練るだけでOKな25キロのコンクリート
16体。フー。
ちょうど砕石敷きのユンボありて、穴を掘っていただき助かりました。

焼き物雑感

2013-03-27 17:49:49 | 陶器


木と鉄と土で生計が立っているが、土が1番大変だ。
私は注文を取らない「わがまま焼き」だが、素焼きも菊練りもしない
最低限焼きなんだがそれでもそう思う。
その日の天気、風などとお話が大切だ。刻々と様子が変化するので
赤子を見ているようだ。焼き物だけで食べてる人には本当に頭が下がる。
でも師匠とそっくりでも、他の作家と似たものを作っても
誰にも叩かれず、食べていけるのもまた焼き物の世界だけでとても
不思議。絵や彫刻の世界だったらくそみそに叩かれるだろう。
焼き物のヒット商品をコピーするのは焼き物界では中国なみだ。
中国のドラエモンはまだ下手でかわいいが、日本の焼き物のコピーは
とても上手なのでこれまた困ったものだ。
それにはりついて売る平気な商売人も買う人も文化レベルを下げている。
若いこれからの人はこころざし高くプライドを持ってオリジナルを
制作してほしい。
写真は雨の日の化粧がけ。薪ストーブを焚いて乾かしているの図。

春の器

2013-03-18 17:17:49 | 陶器


ひばりが空高く鳴いて、突風が土煙にささり、サクランボの花開き、
ウグイスも唄の練習をはじめ、春がそこに。
そろり、ゆるりと、ろくろを回す。
きっちり形が出る1歩手前の柔らかい時に手を引く。
兄弟は作るが同じ反復で器を作らないように心がける。

浅草橋 酔壱や「いろは」

2013-03-17 06:54:36 | 看板


創作和食の「酔壱や」1階と地下の営業から2階も店にする。
いろいろと作る。
2階は酔壱や「いろは」となるので看板作り。そのままロゴにもなる。



2階は外から入るので、シンプルな鉄の屋根とその下にいろは看板。
蛍光灯を仕込み、開け締めできるようにした。
見上げる形なので,看板に角度をつけた。



持っていた松の古材柱を足したテーブル天板。
あまりに重すぎるので、現場が2階なので、少しでも軽くしようと
裏側を削る。それでも重いか。運ぶに男4人は必要だ。



妻はパッチワークでカーテン、のれんなど5枚担当。



いろは全文の絵が必要。文字となるいいブリキを発見。



絵のベースは漆喰なので、ブリキの白を汚して、切り出す。
赤がいいポイントになりそう。



文字切り出し中。



文字も絵となれ。「わかよ」が「われよ」になっていると木実さんより連絡あり。
あ~~~~明日、直そう。



直しました。



大きなローテーブル3つの間にパーテーション3つ、作る。
古戸をバラバラにして再生させる方法です。



着々と妻。



デザインしなくとも、薄いところ、割れた所に木をはるだけで、
3枚とも勝手に違う「つい立て」になってゆく。というデザインか。





つい立て。6面違う絵が描けた。



入り口が茶色の郵便受けがある鉄の扉なので、両面に張り
変身させる板を作る。



3月11日。合掌とファイトの日。
2灯式の蛍光灯では雰囲気がないので、そのカバー制作。
木で蛍光灯のダミーを作り、骨格を制作。
これにきなりの和紙を貼ろう。



むらに四角い和紙をはる。大きな落花生のようだ。




入り口にカエルがほしいという。
ガソリンタンク2つはカエルになった。 



大きなローテーブル3つの鉄足。



音のような、風のようなものを壁に。



その昔、骨董市で見つけた大量旗。そのままでは原色がすぎて
他と合わないのでブルーに染めてからコラージュしていた。