KINTA STUDIO ブログ

栃木県益子町で、扉、家具、鉄オブジェ、絵、書、陶器、作れるものは何でも制作して生きている。

2012下野手筒会

2012-07-26 05:21:33 | 下野手筒会


7月9日 手筒の縄巻き。いよいよ気合いが入る。



7月10日 今年からより安全性を高める為に、2700×900の
パネルをめがけて手筒を持ち上げる事になり、若ちゃんとパネル作り。
裏、表、2回書す。



7月11日 無い物は何でも作る主義。
電動ロクロをメンバーの田山君に、上部の手ロクロを木実さんに
提供していただき、中山考案、KINTA溶接で手筒巻き機を制作。



車のジャッキで筒を押さえられるようにする。



五人衆の大橋君はお茶を飲みに来ただけに、当然巻き込まれる。
塗装して完成。益子ならではのものになった。本日、試そう。



バッチリでした。ほっ。



7月15日会場準備。草刈りとポール立て、など場を整える。



7月16日 手筒花火の本場、豊橋より花火師さんによる火薬込め
講習会。火薬の変わりにうどん粉にて。皆の士気上がる。



7月18日男3兄弟の2番目の兄が肺ガンで57歳で逝ってしまった。
私の空にどしゃぶりの穴が開いた。今年は花火で兄を送ろうと思った。
7月22日本場豊橋まで火薬を込めに行く。
7月23日 喪にふくしている人は奉納花火には関われないとなり
一旦はあげる事を断念しましたが、下野手筒会終了後、一人で
あげるならいいという落とし込みをメンバーが決めてくれ、無事、
兄貴にむけて手筒をあげられた。
熱き我がメンバー達に大感謝な夜だった。写真撮影 竹下鹿丸氏

鉄絵

2012-07-02 16:54:00 | 建築


益子足銀の2件向こうに仲野工務店さんがレストランを作っている。
シェフは仲野君のおかあさん。
そこにカウンターの後ろの3450×1450の黒漆喰の壁に何かをと
仕事を受ける。
鉄で説明的でない絵を描き、ストーブのつや消しの黒仕上げでいこうと思う。



持っている鉄をばらまき、思うがままに絵を描かせてもらいます。



どうやら直線が重なり合いそうだ。



音楽的になってきた。
店の名は万朶(ばんだ)「多くの花の枝、また多くの花」の意。
そこからのインスピレーションをもとに制作。



つや消し黒、塗装。大詰め。最終チェック。



仲野君と取り付ける。枝、花、風、その他の益子の風景を描く。



犬のBANDA君、お店を守ってね。メニューを見せていただく。
お酒も飲めて、食事もできて、おいしそう。
7月14日オープン予定。