KINTA STUDIO ブログ

栃木県益子町で、扉、家具、鉄オブジェ、絵、書、陶器、作れるものは何でも制作して生きている。

ブログ考

2009-01-31 17:49:34 | 日記


ブログを見ている友達に仕事を世界にばらし過ぎじゃないのと意見される。
でも隠すことなど、とりたてて無い。リアリティーはその人だけのものだからヘッチヤラ。
特に技術的なことは、大いにばらしてもいいと思う。名のある益子の陶芸家先生もがんばれ!
ブログをやる意味は、自己確認とブログを見た世界の人の何らかのヒントになったり、
参考になったりすればいいと思う。
マネはマネ以外の何者でもないからマネされてもまったく平気。パクる奴は最低だな思うだけ。
うわべだけマネしてつくり、お金に変えている創造力なき人間もいるのもこの世の事実。
どの世界でも同じ。でもそんな奴等を相手にしている馬鹿げた時間は私にはない。
こころざし高く、明日もおもしろいのを創ろうと思うだけ。

ブログのブックマークについて

2009-01-28 07:12:16 | 人物紹介
味岡伸太郎 「私が勝手に親方と呼んでいる人物」
野良り   「益子から長野へ越し農業をする友人」
曽田耕   「随分昔からの友人。革のマジシャン」  
石川若彦  「白、黒、緑の器を焼く友人」
スターネット「カフェ、ギャラリー、益子へ来たらここへ」 
山本昌男  「写真家、インドを共に旅した友人」
藤原新也  「日記を楽しみに見ている」
横尾忠則  「巨匠の日記を見ている」
密買東京  「私の作品を扱ってくれている」 

コメント拒否を解除してみる。ニセモノ時計のコメントが入らぬ事
を願う。毎回アドレスを変えて来るのだからたまらない。
まあ、削除しつつければいいが、それもめんどうで拒否していた。
また来たら誰かいい案を教えてね。

薪割りと桜の皮むきと鳥

2009-01-27 17:06:15 | 日記
以前、親指を飲み込まれた怪物薪割り君を借りて桜の薪割り。



親指無事生還。



素材としていただいた山桜。皮をすぐ剥いておかないと
すぐカミキリムシやキノコに食べらてしまう。



すぐにジョウビタキ?がやってきて木についていた虫や幼虫を食べてくれる。助かるよ。

山桜

2009-01-26 19:18:24 | 日記
寒き日々、薪ストーブに火が入り、暖かき日々。だんだん薪が無くなりつつある。
計画性がないので、そろそろあわてよう。
友人の庭師に電話。「今、木を切ってる?」何と命中。立ち枯れした山桜を切るという。
茶菓子と暖かいお茶を持って、現場に向かい、邪魔にならぬ程度に手伝う。



根元の切り口を見ると意外に痛んでない。2m+2mは素材にもらう。



素材から上の木を家の薪ストーブに入る長さの50センチに切る。



200キロ近い木の真ん中に太めの枝を入れて、2人で方向転換していた。
見ただけで人力で動かそうとも思わぬ重さ。プロは何でもやるのでプロ。



50センチの薪の木は坂をゴロゴロ転がり落した。大物は二人でバール2本で
下まで軽々動かされていた。難なく、何でもなさそうに早い!おみごと!
明日は怪物薪割り君を借りて、薪割りだ。

2009-01-25 19:17:03 | 遊び
日曜日。サッカーボールを蹴飛ばし、返ってくる壁がほしいと息子が騒ぐ。
友人の中山に相談すると、2×4の材料をあげるからそれでつくったら
という話になり、取りに行き、元弟子のはじめと3時間でつくる。できた。







桜のこね鉢

2009-01-24 20:57:29 | 日記


私は蕎麦好き。友達から蕎麦打つよと(栃木県では「そばぶち」という)TELあり。
見せてもらう。人それぞれこだわりがありそうだが、出会いなので、もうその人が私の先生。
次の日には違う友達が「うどんぶち」をしているところに出合う。
何だかこれはお前もやれ!と言われている感じがして、それではと
こね鉢からつくろうと思いつくってみた。

パッチワークテーブルと椅子達

2009-01-22 17:45:58 | テーブル


千葉県船橋市のSさん、制作に入りました。まずは1800×900のテーブルから。
持っているケヤキ、クルミ、サクラなどを使う予定です。



パッチワークする木のサイズは私のデザイン入れないように。
つまり、痛んでいる部分を切り取れば、必然のサイズが生れる。
それらを合わせていこう。



痛んでいる部分は木工場のストーブに入り、暖をとる。



民家の柱だったケヤキなども入った。



木の色の無限なる事この上ない。その上に墨を入れ絵を描く。
増々重なりハーモニーが生まれる。



テーブルの天板を天日に干し、木を動かし、調節している間に
旦那さんの注文の木のひじ掛け付き椅子にとりかかる。
夜撮る写真ではわかりにくいが、テーブルと同じクルミ、ケヤキ、サクラを使う。
奥さんは骨格が鉄がいいと言う。全体のバランスを感受してつくる。
設計図はない。Sさん!座面は、旦那さんと奥さんの椅子はクッションを入れ
本革張りにすることにしました。
ははは!今ここで言うのも何だか楽しい。





座面となる板にクッションを張り、牛革から切り出す。



おおげさだが、家のはりから車のジャッキを使い、クッションに圧をかける。
張った後に座面がパンと張る。



張っていく。



何でもなかったように、綺麗に張れる。職人的作業はまったく
苦労していないように見せないと粋でない。



ゆったりといつまでも座れる。俺がほしい。



奥さんの鉄の骨格椅子に取りかかる。



コンセプトはスッキリとおもしろく。旦那さんの椅子と違いしかしペアであること。
座りやすい。手をのせるところがまねき猫の手のようで縁起がいい。
あとシンプル鉄足椅子3脚とテーブルの鉄足。Sさん、遅れてごめん。
もう少し待ってね。



奥さんの椅子をながめていて、革張り座面に厚みが欲しくなり、数センチ
足してみる。納得するまでやる。しっくりくる。オンリーワン。



あとシンプル鉄足椅子をオンリースリーつくる。
明日、椅子の空気をテーブルの鉄足に集結させよう。あと1日で完成です。



テーブルの足できました。テーマは太陽、月、星、など。
Sさん本日、送りましたよ。あとは使い込んで育ててね。ありがとう。

イノシシのしのし

2009-01-20 17:46:56 | 日記


家の畑まわり、仕事場まわり、隣のペンションの芝生などあらゆる所を
イノシシ君に激しくボコボコに掘りかえされている。みみずを食べているという。
寒き冬の最近、増々大胆に過激になっている。
昼間はまだいいが、夕方から夜には外へ出るのは、危険が伴う。
役場に相談したが、捕獲時期があるという事と、あそこは保護区域ですね。
と何も進展しないまま2年が過ぎる。
そんな10日程前、散歩の帰り道にオレンジ色のジャケットを着たおじさんに
「イノシシは?」と聞かれる。事情を説明すると、さっそく罠を。
ちゃんと資格を持っている人物。その日からピタリとイノシシの気配が消える。
人家の近くに出てくるイノシシは警戒心が強いらしく、罠のワイヤーの臭いを
察知するらしい。頭がいい。
森に住む私がいけないとも思うが、15年暮らしてはじめてなので、
少々面を食らっていた。仲良くできればいいが今のところその道が見当たらない。
すぐ近くの山道を散歩中に愛犬をやられた人もいる。その人も危なかったと。
自分以外とは常に何とも戦いたくないが、すぐ近くのこの事実に目をつぶれない。
人のせいで君達が人家の近くまで来ざるえない事は充分わかっているけれど
イノシシ君よどうぞ人のいない山奥で平和に暮らしてくれ。人間は恐いよ。

太鼓びょう

2009-01-14 23:38:08 | 日記


時折、真鍮か銅のびょうを使う場面がある。
市販のものはピカピカで、どこか恥ずかしいので一手間入れる。
焼いて、冷ますとくすんでいい感じにする。焼き過ぎるともろくなる。
こだわるところはこだわろう。
台所でめったにフライパン振らないが、仕事場では振る。

釜めし、うまい。

2009-01-08 19:27:22 | 食卓




隣のペンションに「屋根うら日和」という小さなショップができる。
そのショップのメンバー5人と私の昼飯をつくる。妻がカレーを。
家の電気釜では5合までしかお米が炊けないので、15年ぶりに
8合を釜で炊く。自作の窯で釜炊き。蓋をあわてて自作。
まことにうまく炊けた。
なぜこんなにうまいんだろう。最高においしい昼食でした。嗚呼!幸せ。