KINTA STUDIO ブログ

栃木県益子町で、扉、家具、鉄オブジェ、絵、書、陶器、作れるものは何でも制作して生きている。

2008仕事納め

2008-12-31 16:55:07 | 家具


2008年12月31日。ラストの仕事は娘への鏡台と椅子作り。
私と娘は1月5日生れ。よって娘に誕生日プレゼントを作る。




鏡台のとなりのキッチンは2007年のラストワーク。

ライオンキング

2008-12-31 07:36:51 | 日記
12月30日息子と浜松町へ日帰りでライオンキングを見にゆく。
駅から会場までの間のポケモンセンターにつかまる。嗚呼。
いざ会場へ。ストーリーはとてもシンプルなものだが、人が動かす動物
のつくりのセンス抜群。音響も抜群。10年続いているのも納得。
始まりに全ての動物がゾロゾロ会場のあちこちから出て来て息子は大興奮。
親子で行くのはいい。撮影禁止なので、写真はこの程度。





帰りの電車。宇都宮線のグリーン車で、ポケモンのポッチャマ発見。
なんだか目が子供モードな1日だった。



総ケヤキの扉

2008-12-24 18:03:43 | 
福島県いわき市のEさん宅の新築の玄関扉。
サイズ指定は幅1メートル、高さ2メートル30センチ。厚みはおよそ5センチ。
あとはすべてお任せしていただき、制作する。



丸太から製材しておいた長さ2メートル、幅の根元が約70センチ、先端が50センチの
形のなりにシラタを直線で切り落とし、根元を60センチと先端を40センチにする。
そのほぼ同じ2枚を上下に組み合わせると幅1メートルとなる。
なおかつ、ゆがみ取りの為にそれを2つづつに切り4枚をつなぐ。
ゆがみ取りのカンナ跡は絵のごとく交互になるように。






ボンドを入れ締め上げていく。板の厚みが微妙にずれるのは思い通り。
木の節もおもしろいから、そのままに。



鉄芯を中に4本組み込み、上下に16センチづつケヤキ板を足し、2メートル30センチとなる。



裏側を仕上げるのにチェーンブロックを使う。ほぼ70キロある。
このクラスの取り付けは蝶番では弱く、油圧ヒンジを使う。



取っ手は骨董の棒ばかりを変化させてつくる。
どうだと権威的にならぬように、でも風格と品格はありますように。
植物オイルとチークオイルでフィニッシュ。いい色。

鉄の表札

2008-12-24 17:15:19 | 彫刻、鉄オブジェ
枯れた鉄をベースに色んな鉄の部材を溶接。クリアーで錆び止め。
漢字やアルファベットの注文は多いがカタカナは始めて。
だが何ら変わりなく楽しくつくれる。文字が浮いているところもあり
日射しにより影が変化する。ハマダさんできました。




おいしい!

2008-12-21 08:09:19 | 日記
益子の町中の見目陶苑内カフェKENMOKUのチキンカレー。
昔インドへ行った時にこれにかなり近いおいしいカレーを食べた記憶が
よみがえる。口あたりはソフトで味に奥行きがある。食べすすめる
に従い、ポカポカしてきて、汗が滲む本格派のおいしさ。

益子町山本の、そばうどんの「たか松」0285-70-6171月、木、休み
探さないと行けない所にある。町中にあれば、大繁盛と思うのだが。
ほんわかしたおじさんとおばさん2人でやっている。
そばの香り高く、歯ごたえもちょうどいい。うちのはいつも「かもつくねそば」
私はもりそばの大盛り。はじめ君はうどん派。いずれもうまい!

鉄門

2008-12-19 07:06:56 | 彫刻、鉄オブジェ














宇都宮のSさんから頼まれていた通用口の鉄門。
ワンちゃんが出なければあとはお任せだという。
基本的にいつもお任せのクレームなしでないと私の仕事は成立しない。
思いきり遊ばせてもらう。耕耘機の刃、車のバネ、昔やったひとりで
ぴょんぴょん跳ねる遊具、フライパン、草刈り機の刃、帯のこ、靴型鉄
私の鉄工場にあるさまざまな鉄がどんどん溶接された。楽しい。
大谷石の塀に合うように、フレームを骨董色の淡い緑に染めてみた。

3種テーブル

2008-12-17 08:29:36 | テーブル
ケヤキ、サクラ、クルミの3種が唄うテーブル。
Hさん始まりました。基本サイズが幅75センチ
長さ1メートル20センチで、大きくしたい時に両サイドに
25センチづつ足して長さ1メートル70センチに。
変身するテーブルは始めてなので、いろいろと構造を考える。
構造を優先すると、ごつくなってしまので、なるべく単純に
伸びる事を考える。天板のデザインも25センチ足す事を
想定して、なるべくシンプルに、あまり複雑でないほうがいいと思う。



材料の切り出し。丸ノコの刃を換え、電動カンナを買う。
道具はとにかくピンピンに切れないとよろしくない。



それぞれをつなぐ為にオス、メスに加工する。



左からケヤキ、クルミ、ケヤキ、サクラ、クルミファミリー。



伸びた時には両サイドの左がサクラ、右にケヤキがくる。ピアノの鍵盤のイメージ。
きれいきれいにしない所がみそ。素材で絵を描く。しかしまだ磨きあげる。
鉄足にして、伸びるところが引き出せるようにするが、かなりの
精度がいりそう。がんばろう。



天板の乗る鉄から伸ばす分の鉄が引き出せるように、ひらめく。
左が引き出したところ。右は収納したところ。



見えてくるところはシンプルな構造に。



4つ足をつなぐのは、頼んでいただいた平地屋さん(公表 本人確認済み)
のアルファベットを面白く描いてみる。昔の足踏みミシンの空気にも似る。





1200×750のテーブル。



1700×750のテーブルに変身したところ。
スッキリとおもしろいテーブルができたと思う。
平地屋さん、むずかしい注文克服したよ。勉強になりました。
ありがとう。