怪食一家 支店

食い散らかして経験値を上げていきます。
トライアスロン・マラソンを通じた肉の引き締めも同時並行します。

台湾食記5 朝から王に謁見

2006-09-04 07:26:29 | food

ひと晩目、あれだけ食っておきながら、夜のデザートに、





こんなものを食べてしまい、ちょっと朝から苦しめのスタート。といいながら台北食い散らかしツアーは邁進しなければなりません。普通なら朝食はお粥あたりが定石なんでしょうが、当然朝からフルスロットル。

その前に、また懲りずに10年ほど前にタイムスリップというなのわき道にそれプレイなんかをいってみましょう。

友人に「キング」という名のニックネームをもつ男がいる、、、以前に、あのへんの時代に日吉で大学生活を送った者にとっては、「大王」という名は鬼門というか、まあロイヤルな響きとは裏腹に悪名高かったのが、「つけ麺大王」。いつ見ても客入っておらず、味やら接客とかはいい評判を聞いたことがなく、悪い店とか好かない店をたとえるひとつの物差しというか代名詞として当時名を馳せておりました。なので、いまでも「大王」って単語には敏感なのさ。





一方で、大学三年以降はキャンパスが三田へと移りましたが、ここでは違う種類のロイヤルが幅をきかせてました。そう、バーガーキング。ここへの思いあたりはハワイで訪問したこの辺で一度書いたんですこし割愛しますが、まあそういうこと。看板を見た途端店の中に吸い込まれそうになりましたが、相棒のヘリオスさんはあまり好みでない様子。おんなじ時期に三田にいたのに感慨深さはなかった様子。ざんねん。ああ、マーラーワッパー(なんかいやな響きだな)とかあるんですね。やっぱ行くべきだったか。次の訪台時には絶対行こう。

そんな思いを抱きながら、向かった先は、、、大王ですよ大王。キングと大王では大王に軍配が上がったわけですな。日吉ばんざい。





狙うはあの写真の真ん中あたりの大王へ。そう、ビッグなキングですよ。

当然注文はお店の名前にもなっている「排骨飯」。豚肉の唐揚げがオンザライス。朝食にはうってつけだと思いません?お客さん!





やっぱダメですか。うーん。うってつけだと思うんですけどね、あさから排骨飯。この「食堂然」とした雰囲気。いいじゃないですか。しかし、メニューなぞ見ることなく言っちゃったよ。「パイコーハン、リャンガー」。もう世間的には充実の三十代がこんなにアプローチングなのに、じっくり考えて物事を判断するという知能とか知恵とか判断力とかはないようです。keihさんには。





で、さっそくやってきましたよ。食欲旺盛なkeihさんはこのままがっついてさまいましたが、豚肉の唐揚げの下には薄味のザーサイと豚脂煮みたいなのが敷きつめられてます。ああとっときゃよかったよ写真。

味は、、、

そんなん朝10時から食うもんじゃない?いやいや。思い立ったが吉日。今日も果てしなくいい日になりそうだね。思い立ってよかったよ。

胡椒のパンチが効いた肉にかぶりつき、下の汁気をすった米を一気に胃袋の中へ。なんということ、なんということだ。心の欲望の赴くままに胃袋にかきこむかきこむ内臓をえぐるように、、、ってどこのジョーさんかよそれ。パイコーいうだけあってちゃんと骨もあってその周りの肉なんて最高の味でしたよ。





きたるべきお昼に向けて仕込みを着々とやってましたとさ。まあこのように道端に面して食材をおいていることから衛生面であれこれ言いたくなるところかもしれませんが、、それをとやかく言うのは野暮というものでしょう。ねぇ。この辺も含めての味、だと思いますがいかがなもんなんでしょうか。


***

キングは食べられずしまいでしたが、この大王、すばらしくいけましたよ。日本円で300円くらいかな。近所にあったら確実に週五回は言ってそうな、そんなお店。しかし、どこのお店見てもこんな感じでおいしそうなんだよな。。。いやはや。台湾食。たまりませんです。

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