荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

意識高い系の巻。

2016年10月29日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを




それ程ネガティブって訳ではないのですが、かといってポジティブでもありません。

てか、ポジティブなヤツ嫌いですし。

そんな時、知った言葉が【意識高い系】です。

確かにちょくちょく耳にする様な気がしますな。

しかし、ウィキに載っていたのには驚きました。



今迄、【意識高い系】についての定義はよく知りませんでしたので、改めて確認してみました。

ウィキによりますと・・・、

『自分を過剰に演出するが中身が伴っていない若手』

『前向き過ぎて空回りしている若者』

『インターネットにおいて自分の経歴・人脈を演出し自己アピールを絶やさない人などを意味する俗称』


とあります。

又、『「意識高い系」という病 ソーシャル時代にはびこるバカヤロー』という本を出版した常見陽平氏によると、

『自分のプロフィールを「盛る」』

『名言を吐きまくる』

『横文字(カタカナ語)を多用する』

『人脈作りに熱心』

『勉強会や異業種交流会をやたら開く』

『ビジネス書を多読し、中途半端にその真似をする』

『少し関わっただけの案件に対し、全て自分がやったかのように言う』

『やたらとカッコつける』

『自分磨きに取り組む』

『就職活動のイベントに積極的に参加する』

『スターバックスでMacBookを使う』

『大学在学中に起業し、CEOの肩書の名刺を持ち歩く』


と膨大な特徴を挙げておりました。

なるほど~、強烈にウザいヤツですね~。

こんなヤツが周りに居ると思うだけで、ゲロが出そうです。



一方で、精神科医の片田珠美氏は、

『「意識が高い人」を装いながら空回りしている人を皮肉った言葉』

『他者からの承認欲求が強過ぎて滑稽に見える』

『目に余る上昇志向』

『高すぎる自己評価』

『頑張っている自分自身が好き』

『驕り高ぶった特権意識』

『傲慢な金満主義』


と評しております。



僕のイメージとしては、フットサルやるヤツが多そう。

シェアハウスに住みたがるヤツも多そう。

ポジティブビームを撒き散らしてるウザブロガーって、大体このふたつが該当してる気がします。

『人生一度きり、楽しんだモン勝ち』などの戯言をヌかすヤツも実に多い。

当り前ぇじゃねぇか、バカ。

わざわざ、口に出すトコに【自信の無さ】が露呈しております。



ま、若い時って自分を表現したくて仕方がないものですからねぇ。

気持ちも分からんではありません。

とはいえ、世の中ってのは『結果が全て』です。

いくら自分を装っても、結果が出せないのであれば、『コイツ使えねぇなぁ』となるのは当り前。

【意識高い系】と揶揄されたくなかったら、口に出したことは実行しましょうね。

あ、あと、そういうヒトはマルチには気をつけましょう。

人間の能力なんて知れてますから、あんまり高みを目指さない方がラクに生きられますよん。



『過剰に自己を意識することで、自分自身を窒息させ押しつぶしている。私たちは自分の能力と徳をないがしろにし続けるか、知らず知らずのうちに澱んだ利己主義の犠牲者になっている』ジョシュア・リーブマン(米国の作家・1907~1948)

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