ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

らぁめん りきどう (2) @岐阜県岐阜市

2016年01月06日 | 岐阜県(岐阜)

新しいラーメン屋の中では、また行きたいと思わせる希少な店のひとつ「らぁめん りきどう」。昨今の濃厚や流行ばかりを追い掛けるラーメン屋とは違い、組立てはオールドスタイルな醤油ラーメンに似ている。でもスープの風味といい、自家製の麺といい、かなりオリジナルなものを食べることが出来るので面白い店だ。前回は啜ることも出来ない脅威の幅広麺「凄平麺」を味わったが、今回は唯一、今までに食べたことがなかった細麺を試すべく店にバイクを走らせた。店横に駐車場が出来たので利用しやすくなったが、店前の駐車場は縁石の位置や幅が微妙で利用しづらく、トラブルも多そうだ。券売機で食券を購入。本当は「凄チャーシュー」というチャーシューの大盛を試すつもりだったが、ボタンにあえなく×マーク。仕方なく「らぁめん・チャーシュー」を購入し、カウンターのみの席に腰かけた。大盛は無料とのことだったが、普通盛でお願いした。

カウンター内の調理場は一段高くなっており、見上げるように、麺を茹で、塊から肉を切り出す主人の作業を追う。しばらくして目の前に丼ぶりが置かれた。麺を覆うようにのせられたチャーシューとメンマと青菜。チャーシューは昨今流行りの箸で切れるような軟らかいものではないが、自分はもう少し硬めが好み。肉の旨味はしっかり感じられる。スープは少し甘味が感じられる醤油味。塩味の強い昨今のスープと比べると大人しく感じられるが、後を引く味。細麺は若干平打ち気味。小麦の風味が感じられる美味しいもの。少し茹でが甘いのか、プツッとした食感の前半より、緩くなった後半の方が断然スープには合う気がする。葱の小口切りだけは硬くてうるさかったな。にしても旨いし、他に無い味でまた来ようという気にさせる。(勘定は¥1,000)

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らぁめん りきどう

岐阜県岐阜市島栄町2-53

( 岐阜 岐阜市 ぎふ ラーメン らぁめん りきどう こひらめん すごひらめん 小平麺 凄平麺 つけ麺 凄チャーシュー )


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