ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

飯具 @愛知県一宮市

2022年07月04日 | 愛知県(尾張)

電車に乗って愛知県一宮市へ。用事を済ませ歩いて向かったのは駅からほど近い「飯具」。”大衆食堂”とは謳っているが、いきなり店頭に”酒→”という看板があって完全に居酒屋風情。昼間から通しで呑める店のようだ。店はまだ新しい感じだし店員もみな若いが、もう1周年なんだとか。全然知らなかった。午後遅いまだ明るい時間だったが、”ハッピーアワー”のようだったので、乗っかって「角ハイボール」をお願いする。酒肴は和、洋、中、エスニック、創作、と色々あるが、メニューも、壁に貼られた紙短冊も数が多くて逆に分かり辛い。これだけ準備するって凄いなァ。そんな中から、せっかくだからちょっと変わったのを食べてみようと選んだのは、おでんの「レタス」「さつまアゲ」、そして「生ハムとセロリとオレンジの浅漬け」。

ハイボールで喉を潤し、珍しいおでんのレタスをつまむ。特に変わった所はなく(笑)、おでんつゆに浸ったレタスそのまま。でも、学生の頃にシドニーの中華街で初めて海鮮しゃぶしゃぶの具材としてレタスを食べた時に「こういう食べ方もあるんだ」とえらく感心したことを思い出した。さつま揚げは小判形。しっかりとつゆを吸って旨い。予想以上に良かったのが浅漬け。オレンジとの珍しい組み合わせだが、自分がセロリ好きなこともあって家で真似したくなった。追加は日本酒にしようと思ったが、人気銘柄を揃えて過ぎてかえらく値付けが高めだったので「電気ブランハイボール」にしてみた。酒肴の追加はもの珍しさもあって「大根の唐揚げ」を。電気ブランを店で呑んだのは浅草の「神谷バー」以来かも。でもハイボールにするとあの独特の香りが薄まってしまうのがちょっと惜しい。品名だけで選んだ「大根の唐揚げ」は大根を棒状にカットして下味を付け、片栗粉をまぶして揚げてある。唐揚げと言うよりは竜田揚げか。ちょっと味付けが濃いがつまみにはなかなかイイ。これも家で真似してみたいナ。BGMが裕次郎だったりと無理して"昭和"推しなのはちょっとあざといが、酒肴は色々工夫していてなかなか面白かった。また昼に呑みたくなったら寄ってみよう。(勘定は¥2,000程)

 

大衆食堂 飯具

愛知県一宮市栄3-2-19

 

( 一宮 いちのみや はんぐ 居酒屋 酒場 ハイボール デンキブラン 神谷バー おでん 漬物 漬け物 )

コメント
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