ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Art Of McCartney (2CD+DVD) / Various Artists

2018年01月30日 | DVD

The Art Of McCartney / Various Artists (2014)

ポール・マッカートニー(Paul McCartney )のトリビュート盤。通常の2枚組CDにメイキングのDVDが付いた3枚組。一部複数曲収録されているアーティストも居るが、全34曲というヴォリューム。どこかのレーベルがこっそりと出すトリビュート盤とは違って大々的に企画されたプロジェクトのようで、何しろ参加メンバーの豪華さといったら物凄い。ポールの曲をカヴァーするとなるとどんな大物アーティストでも気合が入りまくりになるのだろうが(入りまくりのロジャー・ダルトリーは血管が切れそう・笑)、総じてオリジナルに忠実なアレンジで冒険はせず突飛なアレンジは見当たらない。なので誰が聴いても違和感を持つことは無さそう。稀代のメロディー・メイカーであるポールの曲をそんなにイジることは出来ないわな。

プロデューサーはRalph Sallという人物で、詳しいことは知らないがポールとの仕事もある人物のようで、どちらかというと映画畑での仕事が多いのかな。自分の持っているドアーズのトリビュート盤も彼の仕事だったようだ。人選と選曲はプロデューサー主導だったようで、どれも破綻無くまとまっており、特に気に入ったカヴァーがあるわけではないが、逆に言うと失敗していないということかも。しっかり検証していないけれど、演奏は主にポールのツアー・バンドの面々が担ったらしい。どのヴォーカルもそれぞれのアーティストの色がしっかり出ていて、あまり細かい事には突っ込まず「へーあの人がこの曲ね」ぐらいの気持ちで聴くととても楽しいアルバム。

DVDはアルバムのメイキング。ピックアップされたアーティストのレコーディング風景とインタビュー、それにプロデューサーのコメントを中心としている。ハンディ・カメラで撮ったような映像中心だけれど、コンパクトにまとまっていて、企画の背景や意図が分かり易い。日本語字幕は無いけれど英語字幕があるので理解の助けになるだろう。発売スタイルは様々のようで、この他にボーナス・トラックが付いた盤もあり、そのボーナス・トラックには8アーティスト8曲が存在する。そっちの面々(Robert Smith、Booker T-Jones、Ronnie Spector、Darlene Love、Ian McCulloch、Wanda Jackson etc)も凄くて聴きたいんだけどなァ…。

CD1

01 Billy Joel - Maybe I'm Amazed
02 Bob Dylan - Things We Said Today   
03 Heart - Band On The Run   
04 Steve Miller - Junior's Farm   
05 Yusuf / Cat Stevens - The Long And Winding Road   
06 Harry Connick, Jr. - My Love   
07 Brian Wilson - Wanderlust   
08 Corinne Bailey Rae - Bluebird   
09 Willie Nelson - Yesterday   
10 Jeff Lynne - Junk   
11 Barry Gibb - When I'm 64   
12 Jamie Cullum - Every Night   
13 Kiss - Venus And Mars / Rock Show   
14 Paul Rodgers - Let Me Roll It   
15 Roger Daltrey - Helter Skelter   
16 Def Leppard - Helen Wheels   
17 The Cure Featuring James McCartney - Hello Goodbye

CD2

01 Billy Joel - Live And Let Die   
02 Chrissie Hynde - Let It Be   
03 Robin Zander & Rick Nielsen - Jet   
04 Joe Elliott - Hi Hi Hi   
05 Heart - Letting Go   
06 Steve Miller - Hey Jude   
07 Owl City - Listen To What The Man Said   
08 Perry Farrell - Got To Get You Into My Life   
09 Dion - Drive My Car   
20 Allen Toussaint - Lady Madonna   
21 Dr. John - Let Em In   
22 Smokey Robinson - So Bad   
23 The Airborne Toxic Event - No More Lonely Nights   
24 Alice Cooper - Eleanor Rigby   
25 Toots Hibbert - With Sly & Robbie Come And Get It   
26 B.B. King - On The Way   
27 Sammy Hagar - Birthday 

オークションにて購入(¥925)

  • CD (2014/11/17)
  • Disc : 3
  • Format : CD+DVD Import
  • Label : Arctic Poppy
コメント (2)
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ちちや (2) @岐阜県土岐市

2018年01月30日 | 岐阜県(東濃)

「てりかつ丼」で有名な土岐市のレストラン「ちちや」へ。店の裏にある駐車場に車を停め、裏口から店に入る。昼食には遅めの時間だったが客入りは良し。さすがいつも人気の店だ。この日は「かつ丼」ではなく最初から「オムライス」を食べようと思ってやって来た。席に座って注文するも、何故か今日は出来ないとの給仕のお姉さんのつれない返事…。ショック…完全にその”クチ”になっていた。あわててメニューを眺めるも代替案がなかなか見つからない。またかつ丼という手もあったが、何故かこの日はそんな気にならない。こういう店には珍しくカレーは無いし…。熟読したメニューに”当店自慢の料理”という文言を見つけ、結局「ハンバーグステーキ(サラダ・ライス付)」を注文した。

動揺したまま待っていると(笑)、まず紙ナプキンでカチカチに巻かれたカトラリーが置かれ、トマトの入ったグリーンサラダが運ばれた。最初からサウザンアイランド・ドレッシングがかかっている。そして四角い鉄板皿にジュージューと音を立てながらハンバーグが登場。”合挽メンチ200g使用”というハンバーグはなかなかにデカい。ハンバーグの脇には目玉焼き。つけ合わせはインゲン、人参、ポテトフライ、細いスパゲティーと素晴らしいヴォリューム。ライスには珍しく紅生姜が添えてある。玉ねぎ片が見えるデミグラス・ソースは、甘みも酸味も突出していないしっかりとしたコクのあるタイプ。古い店に多い肉がみっちりと入った食感で、旨い。ライスと交互に熱々をやっつけた。こういう鉄板皿で提供されるつけ合わせは、ぬるかったり手を抜いたものも多いが、どれもしっかりと熱くて良かった。お腹もいっぱい。残念だったのは目玉焼きに火が入り過ぎていたこと。鉄板の上だから尚更だろうが、早い段階で黄身を崩そうと思ってもそうはいかず、白身も若干焦げ気味。次こそはオムライスを食べるゾ。(勘定は¥1,080)

 

以前の記事はこちら

ファミリーレストラン ちゝや

岐阜県土岐市泉町久尻32-11

 

( 土岐 とき ちちや Chichiya ファミリーレストランちちや チチヤ かつ丼てり てりかつ丼 てりカツ丼 洋食 オムライス ハンバーグ )

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