かふぇ めらんじぇ

und SchwarzwaelderKirschtorte mit Sahne

記憶

2016-10-21 16:40:51 | 日記

数日前母親から「貴方はとてもよい子だった」と言われた。実はそれまで私はそう親から愛されていななくて言うことも聞かない難しい悪い子だったと思っていたので、衝撃的だった。なんでも一歳にならないうちに歩行したが、年子で生まれた妹を母がおぶっているのを気遣い、その年齢では無理なのに離れたバス停まで我慢して歩いたのだ、という。買い物に行っても物を欲しがったり泣いてむずかったりは一切しなかったそうだ。もちろん全く記憶には無い。フェイスブックでレストランで食事をしたある客が子供を連れていたが、じっとしていなくて騒いでしまい、後ろにいた女性客から「夕食を台無しにしてくれてありがとう」とメモを貰ったので、謝罪を込めて子供で言い聞かせても聞かないのでと言い訳したらその女性は「私の子はそんな事は無かった」と言われ、レストラン側が見かねてフォローしたと言う。クレームをつけた女性客の気持ちもよくわかるので、取りなされてもどちらにも面白くない感情は残るだろうと思う。子の性格は千差万別なのだから育てにくく苦労する子もいれば大人しいが、陰でとんでもないことをする子もいる。難しい物だ。差別発言だが、どんどんエスカレートしていて今日又驚くべき事を知った。福島県被災者もそう呼ばれているらしい。他方オーストリア国境で警官が「ハイルヒトラー」と発言し、禁固刑を与えられた。日本もそれくらいするのが当然なのだが、議員も府知事も逃げ腰で消極的だ。とんでもない話でこれを臭い物に蓋、でうやむやにするとこれから本当にとんでもないことになる。確信たる予兆だ。本当に恐ろしい。今の世代の若者は、推し量るという事が出来ない。そのためこのような事実を隠さず伝え、一から十までいけない事だと小学生の子供のようにきっちり教えなくてはいけないようだ。これは次世代への最後のつとめになるのかもしれない。「まさか今の時代にこんな発言が」という声も上がっているが、私の故郷では戊辰戦争で虐げられた別藩への恨みが何代も変わった今も残っている。そのことを肝に命じるべきだ、と思う。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする