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腎不全猫-皮下点滴の効用

2017年09月24日 05時44分02秒 | 猫腎不全
ジジの腎不全が判明したのが8/28。
入院して静脈点滴、退院して皮下点滴を始めたのが9/3。
自宅での皮下点滴は最初は連日100mlだったが、9/8から150mlになっている。

皮下点滴すると、入った水分がゆっくり血中に移行し血流が増え、腎臓から老廃物が排泄される。
元来猫の腎臓はとても優秀で、人の腎以上の働きをしている。
それが弱ってくると、一生懸命老廃物を出そうと排尿が増え、脱水になってしまう。
腎不全猫は常に脱水ぎみなので、皮下点滴はとても有効なのだ。

ジジは皮下点滴をしてもおしっこの量は多いままで、少なくなってきてはいない。
残った腎機能は10%あるかどうかくらいかも。
これからずっと皮下点滴が必要と思われる。

毎朝4時すぎに起きてお薬を飲ませ、それから皮下点滴。
iPadでBGMをつけてジジを抱きしめ、項の皮膚をつまんで針を刺す。
点滴の落下とバッグの目盛を見ながら、背中をなでる。
早いと5分以内で150ml落下する。

「ジジ、おりこうだね」と誉めながら、背骨に沿ってゆっくり、背中をさする。
点滴中、ジジは喉をゴロゴロさせている。
ふと、ああこれ、授乳しているみたい、と思った。

ジジの体の中に、ゆっくりと、必要な水分が入っていく。
新生児がこくこくと、ゆっくり、母乳を飲む。
うん、似てる。
重さも、暖かさも、時々小さな頭を脇の下につっこむところも。

最近すごく、ジジが愛しい。
きっとそれは、毎日こうして抱っこしているせい。

毎日の点滴なんて大変だなと最初は思ったけれど。
今は、癒しの時間になっている。

ただし、ジジがさらに元気になったら抱かれていないなきっと。
今だってゴロゴロのどをならしながらも、脱走をねらっているふしがあるし。

ま、その時はその時。
今はこのハネムーンタイムを、しっかり楽しもう。

一気に書き上がりそうだが慎重に慎重に。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
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