ジジのストレス回避のため、ふうは夜中と私がいない日中、旦那様の部屋に隔離している。
ところが、一昨夜、雷の爆音が轟いて夜中に目が覚めた。
と同時に、ふうが隣の部屋で激しく泣き叫び、ドン、ドンッ、とドアにぶつかっている音がした。
雷でパニックになったらしい(戸外の雷の怖さも経験済みかも)。
ドンッ、ガタッ! という音とともに、ふうの叫び声が消え、
トトトトトッと廊下を走る音が聞こえた。
ついにふうは、自らドアを開けてしまったのだった。
脱獄ふう、おそるべし。
しかし、外開きのドアとはいえ、ドアノブはごらんのように高い位置にある。
測ったら1mの高さ。
ここに飛びついて体重をかけて開けたのだな。
旦那様の部屋のもう一つの出入り口、私の部屋とつながるクロゼットは引き戸になっている。
ここも開けられないように1mの高さに、角材を貼り付けてある。
ジジは引き戸の隙間に爪を掛けて上手に開けるけれど、
これなら爪を入れられないし、高さも大丈夫だろうと思っていた。
でも、ふうは、同じ高さのドアを開けちゃった。
引き戸はもう少し難易度高いと思うけれど、風前の灯火か。
だって、こんなに飛べるアスリートだもんね。
垂直跳びもすごかったしね。
昨日の朝は、「ふう開けちゃったら仕方ないか」と思いつつ、やっぱり隔離して仕事に出かけた。
けれど、帰ってきたら「開けてください」とひぇんひぇん泣いていた。
嵐の夜の脱獄は、火事場の馬鹿力だったのか。
でも、中に隔離するたび、開けようと努力を続けるふう。
夕べついに根負けし、ふうを解放して就寝した。
どうなることかと思ったけれど、特に激しい戦いの音もせず。
今朝はふつうにジジが「点滴&ブラッシングしてください」とやってきた。
うしろからふうもついてきた。
ふう、静かにしていておりこうだったね。
明日ワクチンに行くから、そのあとはまた隔離かな。
でも、そろそろ解放のタイミングなのかも。
ジジの点滴タイムだけは、私の部屋の引き戸を閉めて、ふう隔離だけどね。
もう少しなんとかしたいけれどどうしたものか。
今夜はクラブリッツの忘年会。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)