川天使空間

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マインドフルネスなどあれこれ考えた

2019年09月23日 05時38分04秒 | 創作・本の紹介
マインドフルネスとは仏教の概念で、「今、ここ」で起こっていることに注意を向ける瞑想のこと。
仏教僧が説いた内容・瞑想をアメリカ人分子生物学者のジョン・カバット・ジンが医療に応用することで広まった概念だ。

マインドフルネスを知ったのは、2011年頃だったと思う。
この本を読み倒して、毎日瞑想をした。

呼吸、食べる瞑想、歩く瞑想、ボディスキャン。
イライラが減り、待ち時間が瞑想の時間になった。

こんなにすばらしいことなのに、どうしてみんな注目しないのかと疑問だった。
が、最近になって注目されてきたようで、Googleの社員教育にも取り入れられている。

脳の中の世界は面白い。
デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)も不思議だ。
前にも書いたけれど、ヒトが「何もしないでぼーっとしているとき」の脳の活動は電気的に活動時の10〜20倍。

DMNについても、最近によく話題になる。
DMNは「脳がさまよっている時の神経細胞のネットワーク」。
活動時以上のエネルギーを消費しているのだから、DMNは脳に不可欠な活動なのだろう。
でも発達障害脳ではDMNと重なる領域に異常があり、熟練瞑想者ではDMNの中でも自己監視(たぶん「俯瞰」のようなもの)ができていると言われる。
DMNの「質」が問題なのだろうな。

そして、認知行動療法のひとつ「スキーマ診断」が最近気になっている。

認知行動療法の概念に、「自動思考」と「スキーマ」がある。
自動思考とは、口にはださないけれど頭の中であれこれ考えていること。
たとえば創作の糸口が見えずドラマなんかを見ながら「どうして予定通りにやれないんだろうダメだな自分は」などと考えること。
そしてスキーマとは自動思考のさらに深い無意識の部分にある、感情の元になる価値観や心の癖のようなもの。

スキーマには、「見捨てられスキーマ」「無能・依存スキーマ」などなどいろいろある。
スキーマがあるからこそ自動思考が出てくるのだ。
スキーマ診断してみると、私のスキーマは「完璧主義スキーマ」と「ほめられたい・評価されたいスキーマ」。
自分の失敗や辛さは、どうもここらへんから出てきているらしい。

自動思考のなかで、言葉にも訳せないような部分-もやもやとした思いが、DMNの活動の一部なのかもしれない。

そしてそして、「合氣道」の「氣の呼吸」はマインドフルな呼吸で、ことある毎にやっている。
これをやると、頭がすっきり。
自分の中では、呼吸を意識化する=DMNを抑えるものじゃないのかなと思っている。
そうなのだ、DMNは「何かを意識化するとき」抑えられるのではないだろうか。

とかとか、つらつらと考えているのだった。

一昨日から右目の飛蚊症がうるさい。
こういうときは創作だと一気書きした。
義弟は危篤状態が続いている。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)
コメント
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