平成２５年１０月１３日（日）に開催された第１０回奥武蔵グリーンラインチャレンジ４２，１９５ｋｍに参加、無事に完走しました。（コースはこちら）
出走前のワンシーン
登り坂がほとんど走れず半分以上歩いた初参加の一昨年の大会、途中でトイレに５回（全て大ｗ）立ち寄って大幅にタイムロスした昨年の大会に続いて３回目の参加になります。
埼玉県日高市の高麗神社をスタート、清流林道、奥武蔵グリーンラインを辿って旧芦ヶ久保小学校までのエゲツないアップダウンが続く全長４２，１９５ｋｍのドМフルマラソン。登りの苦手なワタクシは過去２回とも登りはひたすら我慢して最後の丸山エイドまで辿りつき、残る７ｋｍの劇下りを全開で飛ばして２０人以上を追い抜いてゴールするのがお決まりのパターン。今年も最後の下りで何人ものランナーをブッチ切ることを楽しみにしていた。ただ一つ気がかりだったのが２週間前に参加した秩父札所めぐりウルトラマラソン８４ｋｍでのダメージ。今までこの奥武蔵グリーンラインチャレンジを２回、その他のフルマラソンを２回完走しているが、足腰を痛めたことは無かった。もちろん途中でふくらはぎが攣ったり、疲労で脚が重くなったり、翌日激しい筋肉痛に襲われたことはある。ところが先々週の秩父ウルトラマラソンで初めて走行中に脚や腰に痛みを感じた。７０ｋｍを過ぎたあたりから大腿四頭筋やハムストリングス、両脚の付け根、膝の周り、腰の周囲に鈍い痛みを感じるようになり、最後のミューズパークから秩父公園橋に下る急坂では脚が痛くて全く踏ん張れず歩くのもやっとという状態になった。その後激しい筋肉痛を経て２週間、筋肉痛は消えたものの果たして蓄積されたダメージは残っていないのかどうかが気にはなっていた。
スタートは準備が出来た人から順に一人づつのウェーブスタート。毎年恒例のガッチャマン（がっちゃごん氏）のお見送り。ワタクシの恰好に対して「いなせだね～」の御言葉を頂いて高麗神社をスタート。しばらくすると清流林道の急な登りに差し掛かる。一昨年は全く走ることが出来なかったが昨年はゆっくりながらほぼ走ってクリア出来た。もちろん今年は歩かずクリア！ のはずがなんかおかしい。心拍数の上りが少し早い感じ。途中３回ほど立ち止まり、歩きを交えて清流エイドへ。ここで日頃ブログを読ませていただいているhimeさんにお会いして一言二言。しばらく進むと物見山を往復するトレイルに入る。ここでタイガーマスクとすれ違う。速い！ もう少し行くと今度は頭に矢の刺さった落武者とすれ違う。お互いに手を振りながら挨拶。よくよくお顔を拝見したら、昨年丸山で追い抜いたお侍さんの人でした(笑) ここから最終の丸山エイドまでガンガン登って少し下り、またガンガン登って少し下ってを繰り返す。昨年は丸山以外のすべてのエイドでトイレに立ち寄ったが今年は途中ではトイレ休憩は無し。それだけでも昨年よりは大幅なタイム短縮が期待されるがなかなかペースが上がらず。登りはピッチを狭くしてゆっくりでも確実に走るつもりがすぐに息が上がって歩いてしまう。かといって下りはどうかというとこれまたあまりスピードに乗れない。何となく脚が重い感じ。やっぱり秩父のダメージが残っているようだ。刈場坂峠を過ぎたあたりから残りの距離ばかりが気になってくる。残りの距離ばかりが気になるのはバテてきた証拠。丸山エイドまでが結構長く感じた。丸山エイドで蕎麦を頂いて、さあこれから得意の劇下り。何人追い抜くか！ と思いながら坂を駆け下る。ところが１ｋｍもしないうちに太腿と腰回りに鈍い痛み。飛ばそうとすると太腿が結構痛む。アチャーッ！ こりゃあ駄目だ… ２ｋｍ、３ｋｍとセーブしながら走っていると両膝の周りに違和感。そのうち左膝の腸脛靭帯が痛み出した。走ることは走れるが全然飛ばせない。最後７ｋｍの劇下りでの全開走を楽しみにしてきたのにヨタヨタ走りしか出来ないとは…(笑) 今年は昨年とは反対に最後２０人以上に追い越されての空しいゴールとなりました(笑)
完走証
トイレに５回立ち寄った昨年のタイムを僅か２分縮めただけに終わりました(笑)
やはり２週間前の秩父ウルトラのダメージがまだ残っていたようでした。今まであれほどヨレヨレになった事なんて無かったしそれだけ体の負担は大きかったワケですから、気付かなくても疲労が蓄積していたんでしょう。そうでなければ得意の下りであんなに走れないワケがない(笑) こうしてブログを書いている今も大腿部の筋肉痛で立ち上がるのも一苦労だし階段の上り下りはキツイ。腰回りと左膝腸脛靭帯も痛い。やはりロクな準備もせずに８４ｋｍものウルトラマラソンを走ったのはかなり無謀だったと痛感しております…(笑)
次は小江戸川越マラソン（ハーフ）、今年は建さんを履いて走ろうかと企んでいたのですが、脚の状態が完全に良くならない限りはチト無理かもしれませんね… とりあえずは多少間隔が空いているので疲労回復を最優先とするつもり。あと、来年こそは奥武蔵グリーンラインの登りを軽やかに駆けるようになりたいと思います！ っつーか、あの登りを軽やかに駆け上がっていけるならフルマラソンでサブ４は確実でしょうな～(汗)
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初ウルトラ＆立て続けのフルマラソン、お疲れさまでした。失礼ながらお姿も初めて拝見しました。身軽そうなランナー体型に感じます。
私も建さんにどっぷりハマり、月250キロ程度、ゆったりジョグしてます。(「はだし王子」の本によると、ベアフットでだらだら走るのは効果が薄いらしいですが、自己満足です)
私は11月23日にフルの大会があるので、その直前までは建さんで鍛えてみます。もともと厳しい大会なので、制限時間をクリアするかわかりませんが、頑張ってみま～す。
「建さんマスター」とはお恥ずかしいｗ
ワタクシ、くまぷーさんの三分の一程度しか走ってませんよ。その称号はそっくりくまぷーさんにお返しいたします（汗）
さすがにウルトラ＆フルではランシューを履きましたので、準備期間も含めて１か月ほど建さんを履いていません。脚のダメージが無くなったらまた建さん復活です。やっぱり建さんは気持ちいいですからね！
１１月２４日にハーフマラソンを走るのですが、建さんで走ろうか検討中です。両脚の回復次第ですね。
くまぷーさん、来月のフルマラソン頑張ってください。健闘を祈ります！
私も今季から初級のウルトラマラソンに参加を考えているのですが、やはり道は険しそうですね。ちとトレーニングを考えないといけない・・・と反省しております。
しかし連チャンで大会とは、凄いですね！
今シーズンは、ハーフを5本、フルを2本、70ｋｍのウルトラ初級を1本考えております。
ウルトラは、4月「知多半島一周ウルトラ遠足」の70ｋｍの部を参加予定ですが、この大会は制限時間が100ｋｍぼ部に合わせて13時間もあり(笑)、
「いざとなったら歩こう」
と思ってます。
参加者にはウォーキング大会の替わりに出てる方もおられます。私のようなど素人にぴったりの大会です（でもやはり走って完走したいです）。
ただ問題なのが、やはり日程。
4月第二日曜が「静岡掛川新茶フル」
4月第三日曜が「岐阜恵那峡ハーフ」
4月最終日曜が「愛知知多半島ウルトラ70ｋｍ」
というスケジュールなので、全部出たいのですが・・・。
昨年は「恵那峡ハーフ」の一週間後に、「知多半島ウルトラ50ｋｍ」に出て、完走はしましたが轟沈状態でした。
川越人様は、今回連続で出場されて、2回目は見事ゴールされましたが、連チャン対策って何かされておりますか？
ありましたら教えてください、先輩。
柔道ばっかりやってて、体重が増えすぎました。痩せます(笑)。
ご尊顔を拝し恐悦至極にございまする m(_ _)m
奥武蔵グリーンラインチャレンジは今回で３回目ですが、今回はかなりキツかったです。毎回「もう来年はやめよう」と思いながら走ってます。もちろんゴール後は来年の作戦など考えてますけどｗ
次回は地元の小江戸川越マラソン。伊豆ヶ岳トレランは川越の前週になるので今年はパスしました。
himeさんのブログは、ワタクシのようなオヤジランナーには案外励みになりますよ。ワタクシももっと頑張らねばと思います。
今後ともよろしくお願いします！
トイレに一回も行かなかったのに、五回も行った昨年とほとんどタイムが変わらないのは何故でしょう？(笑)
今はもう筋肉痛もほとんど無くなりましたが、レース終盤は秩父ウルトラでも奥武蔵でもあちこち痛くなりました。特に腰回りと膝は気になります。今までほとんど故障無しだったのは、脚が丈夫だったからでもなくフォームが良かったからでもなく地下足袋が効果的だったからでもなく、ただ単に「故障するほど走っていない」からだったのかもしれませんな(笑)
今回無謀にもウルトラ走って翌々週に山岳フルマラソンを走ったのは、どちらの大会にも強い思い入れがあったためで、そうでなければこんなことしません(笑)
さすがに疲労が抜けきらずにキツイ思いをしました。
しかしＴ岡さん、３週連続でのフル、ハーフ、ウルトラは凄まじいですな！ 鉄人武道家Ｔ岡さんと呼ばせて頂きますよ。かのケンシロウによれば人間は潜在能力の３０パーセントしか使っていませんから、刹活孔を突いて最大能力を引き出しましょう。ただし命と引き換えですが…(笑)
ワタクシの今回の連チャン対策ですが、最初のウルトラでかなりキツい筋肉痛になりましたので、まずは湿布を多用しその後はマッサージや軽めのストレッチで早く筋肉痛を解消することを第一としました。途中のランニングも間の週末に一回だけ、体調確認を兼ねて１５ｋｍ程をジョギングしただけでした。とにかく疲労を残さないことを最優先としました。それでも翌々週の大会では疲労が抜けきらずキツかったです。
まあ、でも人間やってみなければわからない。ダメならダメでもいいじゃないですか(笑) もしリタイアする大会があったとしてもまた翌年リベンジすればいいワケだし、やってみたら案外走れるかもしれませんよ。
もちろん、ワタクシだったらそんなムチャしませんけど…(笑)
おいらなんか、先日の299制覇リタイアのあと休みっぱなしだもの。いい季節だから走りたいのは分るけど、故障しだしたら少し休んだほうがいいよ。あとあと走れなくなったりしたら損だし。老婆心ながら…
いやいや、無謀なのはわかってましたけどどちらも思い入れの強い大会だったので。さすがに今回の奥武蔵は疲労が抜けずにキツかったですよw
次は1ヶ月後の小江戸川越ハーフで今年は終わりです。その前週にある伊豆ヶ岳トレランはさすがに疲労を考えてパスしました。
そういえば今年はロクにトレランしてませんよ。以前はちょくちょく飯能アルプスなんぞ行ってたのに、最近は近所かせいぜい狭山湖多摩湖。来年は雁坂峠行きましょう！