妻と娘を連れて群馬県渋川市の落合簗へ、季節の風物詩を味わいに行ってきた。
午前11時にオープンのところ、30分前に到着。すぐ脇の利根川沿いを散策したり、店横の生簀を覗いたりしていると「どうぞ~」の声。定時よりは少し早いが開店となった。
利根川の風景
メニュー表
全員がフルコースの菊といきたいところだが、それだとかなり量が多いので、菊、竹、梅を1人前づつ注文して分け合いながら食べることに。
それでもひとりに鮎が3~4匹付いて、それに加えて白飯、鮎飯、鮎寿司もあるので食べ応えは充分。足りないということはないかと。
こんな感じ
鮎は時節柄やや小振りで身も柔らかく、塩焼きも魚でん(田楽)もフライも頭から骨まで全て食べられる。刺身はコリコリした歯応え、さすがに3人で1尾は少なかったが、鮎寿司はシャリの上に十分な大きさの切り身が乗って食べ応えあって美味。コースの鮎寿司は3貫で、3人で分けたら1人1貫だったので物足りない。思わず追加で5貫注文してしまった。
鮎料理はこのような場所でないとなかなか味わえないもので、特に刺身や寿司などは食する機会もめったにない。梅雨も明け真夏の晴天の下、家族3人で鮎づくしの大満足の一日となった。
この利根川の落合簗は首都圏からも近く、他の観光ヤナに比べると料理が充実していてかなりの人気のようで、午前11時半頃には170席ある座敷のほとんどが埋まっていた。
ここ落合簗のオーナーは元々の経営者ではなく、地元信用金庫職員からの転身者であることも興味深い。公式サイトの落合簗の歴史ページのオーナープロフィール欄に、落合簗の経営者となるまでの経緯が載っているので是非ご覧の程を。
公式パンフレットより
この日はこの後、赤城大沼まで足を延ばし、夜は山田うどん初のタンメン専門店の山田太郎でタンメンを食して帰宅となった。
赤城大沼