債権回収稼業を生業としています・・・
なんてのは冗談ですが、今いくつか債権回収の手続を行っている案件があります。売掛金とか貸金の請求、慰謝料の請求、未払賃金の請求など。
もちろん弁護士法や司法書士法に触れない範囲で。
やり方はケースバイケースですが、通常はまず内容証明郵便を使って相手方の出方を見ます。そこで回収ができればよし、なんらかの交渉に入ることもあります。減額や繰り延べなど。
内容証明に対してなんの返答も無い場合、支払督促や民事調停、民事訴訟を視野に入れて検討します。金額によっても異なりますが、次の方法としては支払督促が多いと思います。内容証明郵便と異なり、相手方が２週間何もしないでほっといてくれると強制執行が可能（まだこの段階では仮執行）になります。さらに２週間ほっといてくれると「確定」します。最高裁判決と同じ効力を有します。仮ではない強制執行ができます。差押です。
私、これを依頼者に対して行ったことがあります。（笑）
たいした金額ではなかったのですが、業務を依頼するときはずいぶん低姿勢だったのに、請求書を出したら急に連絡が取れなくなりました。（笑） たまに連絡が取れてものらりくらり。なんだかんだで１年経っても回収できなかったので、さすがの私も頭にきて支払督促を申し立てました。
・・・で、その結果。
私の場合、仮執行は行わず支払督促が確定するまで待ちました。確定してから、先方に「これから強制執行を申し立てますよ。」と温情の通知をしてあげました。すぐに代金を振り込んでくれました。（笑）
最初からそうしてくれれば良かったのに・・・（笑）
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小杉行政書士事務所
行政書士 小 杉 幹
埼玉県狭山市青柳1549-8
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