《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

北海道・東北の旅「オホーツク文化・縄文人の顔」

2008年01月09日 | Weblog
頭示数(とうじすう)と云う指数がある。頭の最大幅を最大長で割った値である。指数が大きくなるほど丸もを帯びた頭型になる。長頭型はヨーロッパ人に多く短頭型はモンゴルや朝鮮、タイに多い。日本人はこの頭示数のばらつきが多く北方系と南方系の混血と云うことがわかる(米村喜男衛著 モヨロ貝塚)。また耳垢の湿性はヨーロッパ、アフリカ及びアイヌ、乾性は日本を含め北東アジアが圧倒的に多いという。また朝鮮人やモンゴル人には脛毛なく、アイヌや日本人には脛毛がある(司馬遼太郎著オホーツク街道)。さて貴方は北方系それとも南方系?北東系。画像は常呂遺跡資料館に頭骨から導き出した男女の復元スケッチがあった。右側が縄文人、左が弥生人である。何処かで見かけるような顔である。


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