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Pixinsightで星マスクを作り、星雲のみにUnsharpMaskを掛ける方法!!(備忘録)

2018-03-14 10:17:06 | PixInsight

星雲などの含んだ画像にそのままアンシャープマスクをかけると、

背景の星も変になってしまいます。

そこで星マスクですが、Pixinsightで星マスクを作り画像処理してみました。

↓↓元画像です。

↓↓Pixinsightで星マスクを作り星を保護してアンシャープマスクを掛けました。

↓↓星マスクを使わず画像全体にそのままアンシャープマスクを掛けました。(星が全くおかしいですね。)

手順は以下の通りです。

画像を開く

Processから
HistogramTransformationを選択

no view selectedのプルダウンメニューを開き、今回画像処理する画像を選択

右下 三角 四角 〇から〇を選ぶ(リアルタイムプレビュー)

上から2段目の真ん中のスライドバーを左右する(右端のスライドバーは一切触らない)

大抵はぐっと左(向かって)に寄せると星雲が浮かび上がる(左に目いっぱい寄せる)

そこでまず四角を押す。(実行)

2段目にヒストグラムの山が出現するので、左と真ん中のスライドバーで挟む

すると画像がいい感じになる

画像の左ヘリにあるファイル名のタグを画像の中にドラッグ&リリース
するとclone画像が出現する(ファイル名にcloneと出てくる)

Processからstarmaskを選ぶ

一番上のノイズシールドのスライドバーを上げたりして、星雲が無くなる値を探す
星マスク画像にはstar_maskという画像名が付けられている

clone画像をアクティブにする

上のバーのimageからinvertを選ぶ

反転する

Processから、PixelMathを選ぶ

左下の方にある、Expression editorボタンを押す

PixelMath Expression editorの窓が開く

右上のimagesを押す

cloneを選択

一文字分(半角で)スペースを空けて+を押す
一文字分またスペースを空けてstar_maskを選択

clone + starmaskとなる

右下のOKボタンを押す

PixelMathの窓に戻る

先ほどのclone + starmaskが一番上に出現

下の方のcreate new image にチェックを入れる

下の四角(apply)を押して実行する

すると星雲が黒くて、星の部分が真っ白、背景が少しグレーの画像が出現する

上のバーのimageからinvertを選ぶ

反転して星雲や明るい星のみが白くなる

Processから
HistogramTransformationを選択

下の丸を押して、リアルタイムプレビューにする

2段目の真ん中のスライドバーを少し左に寄せて星雲のコントラストをよくする

四角を押してアプライ

作ったマスク画像の左上のファイル名を、処理したい画像の左上のファイル名の下に

ドラッグアンドリリース

マスクのかかっている部分は真っ赤になる(星雲はかかっていないので白いまま)

processからunsharpmaskを選択

amountの上のバー(上から2番目)の量を下げてみる(これはトライ&エラーでしょう)

一番上のメニューからMaskを選び、さらにshow Maskを選ぶとアンシャープを

星雲だけに掛けた画像が出てくる

 

 

 

 

 

 

 


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