どうやら、元いた現地法人が不景気のせいもあり、大幅なスリム化
に着手したらしい。北京にいたIT部門は70名から一気に10名に。
情報セキュリティ面の問題もあるので、あまり語れないけれど。
それでも結構いろいろ悲喜こもごもなドラマがあるらしい。
帰国してわかったのだけど、すでにオフショアの風はうちの会社にも
吹いている。ただ、アメリカみたいに夜PGを依頼して朝できる、
みたいな事態はあまりありえない
(結局思うけど、そんないい加減な仕事の依頼するのはアメリカ人
くらいなもんだ)
かくして、インド人や中国人が闊歩する職場が出現する。
僕の新しい仕事場でも、以前上海や北京でみかけたメンバーを
見かけることになった。
でも、それももうない。オフショア部門は解散。
僕と同レベルの期間、うちの会社でオフショアに努めてきたスタッフ
は、同僚に「おれの2年間は無駄だった」と叫んでいたらしい。
まあそうだろう。
IT部門うんぬんではなく、主体的な業務の不振で業務縮小→解散。
やりきれないと思う。縮小するほうもされるほうも。
でもこれが現実なんだ。日本企業、とくにいまいる会社の業種は
本当に厳しい。日本で好調なのがすべてを覆い隠してしまってる。
もうほんとにメッキ一枚だけの彫像みたいなものだ。
本当に彼の言う通りかもしれない。でもまだみんな若い。いくらでも
チャンスがある。日本とは違うんだ。
China Dream
どんなに控え目に言っても、日本に数倍する環境。きっとみんな
生かして伸びていくでしょう。
彼ら彼女らにエールを。
望むらくは彼らが元気で、また僕といつか、どこかで同じ仕事に
てであわんことを。
そして僕にも平安と a little Luckyを。