Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

バイクのチカラ。

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

 スタバで雨宿りすると、そのうち小降りからやむ気配に。

ちょうど飲み終わったところで、いよいよホテルに帰ることに。
子供の片方と、どうにかしてバイクタクシーに乗りたいねと
話していましたので、タクシーもないしそちらと交渉。

さきほどの駅の写真でも何度かでてます。バイクタクシー。
タイやベトナムでも見かけるような屋根つきの小型荷台で
大人なら3人くらい、子供2人大人2人のうちの家族ならちょうど
くらいの大きさで、バイクでひっぱってくれます。

気分は東南アジア。上海でもバイクタクシーはあまり見ないし、
二人乗りで送ってくれるタイプのものしかありません。
このタクシーは・・・おもしろい!

ホテルから観前街まで15元程度で、このバイクタクシーだと
20元と言われたので実は高くつきました
(現地の方、相場教えてください。僕はぼられたのでしょうか。。)

でもそれに見合うおもろさだ! 

写真で伝わるだろうか・・
歩道を実は逆走しています。歩行者、自転車、バイク、バイク
タクシー。みんな気にせずひょいひょいとよけるんです。バイク
タクシーなんて数センチの隙間でよける勢い。

交差点でようやく本当の向きの歩道に戻ってくれました。 

それでも雨上がりの夜を疾走するバイクのチカラ。たいしたもの
です。すごく背の低い、小さな男の人でしたが力強く、そして
ぼったくることもなく20元を受け取ると、またねって言って去って
行きました。

バイクタクシー。東南アジア風でもなんでもいいのだけど、古き
よき時代のまま、みんな必死に生きてる。活力・・すごい・・ 

爽快な蘇州の夜。そして夜景もきれいなシェラトンです。

マッサージやさんを探していこうと奥さんと約束していたのですが、
力尽きて部屋で寝てしまいました。気付くと朝・・・蘇州でのちょっと
後悔の出来事でした



蘇州料理なら三大レストランです

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

プールで泳いだあと(子供だけですが。。僕はプールサイドで
お昼寝でした)

ひとやすみ(なぜ昼寝したのにひと休みするのか、ようは疲れ
てると考えてください)したあと、市街地へ。
杭州や上海と比較してしまうのですが、蘇州はとても市街地が
狭い。そして今回二回目の訪問で、前回たいていまわっている
だけに、すっかりゆったり気分で市街地へ。。

前回は文化遺産めぐりだけだったので、市街地は今回初めて。
唯一ともいえる繁華街、観前街近くへ。

事前になんの調査をしていないとはいえ、そこは滞在期間の
長いものとして一応その場で本を読んで麺の店へ・・・

え?さびれてる・・・ 

時にはガイドブックも間違う。がらーんとした店内は写真に撮る
のも憚るほどでやっぱり観前街そのものにいくしかないと少し
歩きます。(このあたりQuick Recoveryです)

ようやくたどりつくと、なかなかににぎやか。その中で蘇州三大
レストランと称される得月楼へ(上の写真左端です)

ちなみに三大レストランと称しているのは一軒しかガイドブックに
なかったのであとは知りません。
(おいしいのかも・・誰か教えてください) 

さて、この得月楼。当日は1F、2Fとも結婚式があって場所が
限られているのか、普段からこうなのか、番号札をもらって待つ
ようになってました。
かなりてきぱきと野際陽子風のおばさんが采配しているのですが、
なにぶん待つほうがせっかち。みんな「○○番まだ?」と自分の
番号を都度主張。。

でもようやくうちの番号にまわってきました。この間約15分。プリ
キュアの時計をお土産にもらって大喜びの子供の片方が、今何時
何分と何度も報告してくれるので間違いありません。

2Fの端、結婚式場から少しはずれの席で静かにごはんをたべる
ことができました。





写真ではだいぶ食べちゃっていましたが蟹粉豆腐(上海ガニの
みそと豆腐をまぜて料理したもの)は家族全員人気。ゆうべの園苑
の卵白と混ぜてゆでたものよりウマイという評価でした。
さすが、かにの本場に近いと違うね

1Fには金色の蟹の置物。やっぱり自信作なんでしょうね。映画の
撮影でもよく使われたそうですが大陸の作品なのか、知らない
作品でしたが・・

外に出ると雨!失敗。タクシーもないなかどうしよう?
観前街の入口付近のスタバで待つことにしました。  


メガホテルチェーンと文化遺産の融合とは

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

 やっとの思いでタクシーをGET。
(今思えば昼どきにすべてのタクシーは昼ごはんを食べてから
動き出したとしか思えないけど)

また駅から喧噪を抜けるのが大変でした



駅から20分。市街地を抜ける。
三国志の呉の孫権が、母を供養するために建てた北寺塔をぬけ、
こじんまりとした繁華街である観前街を抜けて、南西の端にある
シェラトンへ。





南西には盤門という水門兼城門があります。文化遺産にもなって
いる蘇州の中でも重要な遺跡です。そのすぐ北にあるシェラトンは、
なんと古いお寺のような外観で建築されています。





黒の瓦、渋い色遣い。しくりきますが、部屋はきちんとシェラトンです。





風呂もきれい・・天然大理石を使ってます。
いまホテル調に部屋を改装してほしいと依頼をうけている奥さんが
鼻息荒く、興奮しながらチェックしてました。 



タクシーの運転手より遅れること一時間、ぼくらも1Fで飲茶のお昼
ごはんを食べました。





堪能したあとは、子供がプールでひと泳ぎ。
よい休暇になったかなあ? 



蘇州駅は躍進の縮図なんだって。

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

新幹線に乗ると席がいつの間にか座られていた。
不思議だ。中国人はやっぱり結構自己中心的だ。指定席でも
自分たち家族(今回はおばあさんやおじいさんもいたけど)が
一列に、ひと固まりで座るためならとりあえず指定席を無視して
座る。誰も来なければそのまま座るし、来れば交渉。だめなら
しぶしぶ交代する。 

しぶしぶ交代されると、後退されたこちらが申し訳ない気分に
なるのが日本人の悪い癖。ここで負けずに交代してもらう。

だって、せっかく家族一列に並ぶ機会だからね。 

蘇州までは30分ちょっと。杭州の一時間よりもまだ速い。

降りるときにはまたひと悶着。
まず「まもなく蘇州到着」のアナウンス。
並んで座っていた子供たちに子供づれのおばさんが尋ねる。

おばさん:「あなたたち降りるの?」
子供たち:「はい」
おばさん:「(自分の子供に)じゃあ、ほら、あなたたち座りなさい」
子供はもう降りることだし、腰を浮かそうとする。

僕たち夫婦は慌てて声を張り上げる
「こら。まだ座っておきなさい!」  
まだ着くまで5分以上あるのだ。早くも交代させて立たせて
おくなんて。

油断も隙もなく普通にこうなる。

関西風・・・ちょっと濃い味つけかも。  

駅に到着。
不思議な駅だ。上海、上海南、杭州、杭州東。今までの駅と違い
ホームで駅員さんがピリピリしている。偉そう。。
昔ながらなんだろうか。。



ホームの白線を少しでも内側に入ると笛が鳴るわ、怒鳴られる
わ・・   電車きてないのに・・
緊張してる? 

対面のホームは上海方面の新幹線のホーム。屋根のあるのは
一部分で、たいていは大きな木があってその横が乗り場。なんだ
かかっこいい・・雨の日大変そうですけど・・



蘇州駅をでると、そこは電車を待っているのか人の群れ・群れ・・
寝て待つ人、食べて待つ人・・なにを待っているのだろうか・・
ホントに。。










誰のぬいぐるみなんだろ?田舎の子供の?それとも電車で
寝れないから自分のため? 

待つ人たちと別にバスを待つ人の山。僕たちはタクシー待ち、
これが誤算だった。約1時間待ちました。 









国慶節だからタクシーがないのか、昼どきだからなかったのか。
そもそも発展のスピードについていけないのか。
(蘇州は上海近郊では杭州と並ぶ発展地区)
確かに杭州と違い、駅も建て替え中、駅前ビルも建設の区画
整理中。2年後にはきれいになっているんだろうけど・・
この喧噪・・

どなる人、クラクション。待つ人。そして日本よりずっと暑い日差し。
発展の縮図がここにある。

前を向いていると、ひと全体がこうも活力があるんだろうか。
柄の悪さではなく、空恐ろしさになんだかいやだなあという家族を
尻目に僕はそのピリピリした生きる力に、わくわくしたのでした。 

でも一時間はちょっと長かったな 


 


上海駅から、再び。

2007年10月01日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)


今回は1泊2日で蘇州へ行く旅行を挟んでいます。
普段上海にいるとはいえ、息抜きできずに仕事している奥さん
と日本の小学校よりずっとずっと詰め込み教育で鍛えられて
いる子供たちが息抜きしたいということで、なにも考えない
場所はどこ?ということで、いったん上海脱出しましょうという
ことに。

でも遠い所に行くにはお金がないし(ごめんね)、近くですぐに
帰ってこれて疲れがたまらないところ、そうですね。では春は
新幹線で杭州だったので、今度はまた新幹線で違う方面に。
蘇州に非常に中国風なシェラトンがあるからそこでゆっくりしま
しょう、ということになりました。

蘇州には一度行きました。( 蘇州と紹興 )
前回はバスをチャーターして行ったのですが、今回は新幹線。
春の杭州は上海南駅( いざ杭州(①上海南駅)
からでしたが、今回は上海駅発。上海南駅は新しい駅で、
今後の上海の玄関口として世界初の円形駅との触れ込みで
大々的にきれいな駅として建造されています。
対して上海駅はたとえていうなら上野駅。かつての玄関口と
して北側はまるで戦前の上野駅、南は新時代の幕開けのような
きれいさと対照的な趣きを醸し出しています。



以前は杭州に行く際もこの駅から出発しました。あれは2004年
の国慶節でした。( 雨の国慶節①(上海駅) )あれから3年。
今度は新幹線に乗ります。



タクシーは地下に停車。上にあがると・・

未だによくわからないのですが、長期休暇の際だけなのか、
駅にはいつも非常に多くの人がたむろしています。北側の
退廃的な雰囲気はないにしろこの多さにいつも家族はびびって
歩きます。いかにも置き引きやスリが横行しそうな雰囲気。
ひとひとひと・・この人たちは切符のキャンセル待ちなんだ
ろうか・・・



新幹線(こちらではCRHと呼んでいるみたいです)は、確かに
少し高めの価格設定になっているらしく、乗れない人もいる
ようで、入口の際にはチェックされます。



ちょっと優越感を覚えますが、そんなものは一瞬です。今の
中国で30分で到着する30~40元(600円くらい)程度の
料金を払える人はざらにいます。





(待合室は4つあって、その間はごらんのとおり商店街に
なってます。)

よって新幹線の待合室もごらんのとおり混雑・・・
払えない人も多いけど、払える人だってごまんといる。
これが人間の数ってもんです。。

待合室にはオリンピックのCMが何度も何度も流れます。
かわいいとは言えないけど愛嬌のある重量挙げの選手を
映すCM。まあ劉翔だってヤオ・ミンだって露出過多な感じは
ありますし、このような選手でもいいのでしょう。
「ni行、我也行(あなたは行け、私も行く)」このテーマで進んで
行ってるのでしょうか。

そんなもん、国慶節に流さないでもらいたいものです。おかげで
駅は満員なんですから・・・

そして私たちの乗る電車の時間。呼び出しとともにゲートが
開くと、関西人よろしく、全員が押し寄せます。並ばない・・まさに
「あなたは行け、私も行く」。

このテーマ、英語表記のときにはなぜか「I know, I can」
並ばないこの現状、北京ではキャンペーンまで張って推進して
いるこのテーマ
「やろうと思えばできると思うんだけど、お前が行くなら
おれもいく」
と言っているように思えてならないのは・・・ 



さて、新幹線。やっぱり並ばないまま、みんな乗り込んでます。
新幹線の車体は前回杭州行のものと全く同じ
( いざ杭州②(新幹線) )。
今回はたった30分の旅です。

蘇州にむけて・・発車!  

★前回旅行時は上海駅はあまりうまく写真が撮れませんでした。
  すべて1Mを超えてしまって、UPできなかったのです。今回
  きれいに載せることができてうれしい。
  混雑ぶり、きれいさやきたなさが伝わるといいんだけど・・

  


あ、そうだった

2007年10月01日 | 中国つれづれ。

 きょうはいつのまにかばたばたと終わった。日本から移動
    してきて、いつのまにかおわり。おつかれさまでした。

とりあえず、今回は休暇です。いろんな上海を見直しましょう。

マッサージから帰って、一人コンビニにお茶とジュースを買いにふらっと
出てみました。

街はいたるところにちょうちんが。

そうだ、国慶節なんだ・・ 

10月1日、中国も58歳。よく発展してますね。特に上海。うちの家族
を虜にして。まあこんなに汚くて、うるさくって、美人が多くて、でも
おじさんも同じくらい魅力があって、でもひとりよがりで使いづらくて。

これからもよろしく。

とりあえず僕は帰るまでの6日間。よろしくね。