Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

海の向こうで。

2007年10月31日 | 中国つれづれ。
  中国にいたころの同僚、現地スタッフからメールが。
   どうやら、元いた現地法人が不景気のせいもあり、大幅なスリム化
   に着手したらしい。北京にいたIT部門は70名から一気に10名に。



  情報セキュリティ面の問題もあるので、あまり語れないけれど。
  それでも結構いろいろ悲喜こもごもなドラマがあるらしい。

  帰国してわかったのだけど、すでにオフショアの風はうちの会社にも
  吹いている。ただ、アメリカみたいに夜PGを依頼して朝できる、
  みたいな事態はあまりありえない
  (結局思うけど、そんないい加減な仕事の依頼するのはアメリカ人
   くらいなもんだ)

  かくして、インド人や中国人が闊歩する職場が出現する。
  僕の新しい仕事場でも、以前上海や北京でみかけたメンバーを
  見かけることになった。

  でも、それももうない。オフショア部門は解散。
  僕と同レベルの期間、うちの会社でオフショアに努めてきたスタッフ
  は、同僚に「おれの2年間は無駄だった」と叫んでいたらしい。

  まあそうだろう。
  IT部門うんぬんではなく、主体的な業務の不振で業務縮小→解散。
  やりきれないと思う。縮小するほうもされるほうも。
  でもこれが現実なんだ。日本企業、とくにいまいる会社の業種は
  本当に厳しい。日本で好調なのがすべてを覆い隠してしまってる。
  もうほんとにメッキ一枚だけの彫像みたいなものだ。



  本当に彼の言う通りかもしれない。でもまだみんな若い。いくらでも
  チャンスがある。日本とは違うんだ。
  China Dream

  どんなに控え目に言っても、日本に数倍する環境。きっとみんな
  生かして伸びていくでしょう。

  彼ら彼女らにエールを。

  望むらくは彼らが元気で、また僕といつか、どこかで同じ仕事に
  てであわんことを。

  そして僕にも平安と a little Luckyを。