Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

お早いおかえり。

2007年10月02日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

盤門から帰るとチェックアウトの時間。
12時ちょうどに会計を済ませると荷物を預けて近くで昼食。
ビラを配っていたイタリア料理の店。まあ可もなく不可もなく・・

1時半にホテルに戻って、予約していたタクシーに乗ろうとする。

僕:「タクシー一台は?」
コンシェルジュ:「ああ、必要なの?どこまで?」
僕:「いや、予約してただろ?」
コンシェルジュ:「ん?大丈夫。すぐ来るから」  

確かにすぐに来ました。そして苦もなく乗りこめました。
問題はコンシェルジュなのに忘れてること・・
今回、蘇州シェラトン最大のミスですねえ

タクシーが少し前から横で一台控えてたのを僕は見逃して
ませんよ。
あれ、きっと僕らのためにコンシェルジュが自分で予約した
んだと思うけどなあ
タクシーの運転手さん。待ちぼうけでしょうね・・・ 

まあ中国人ってこういうの多いですね。

かわいそうに・・ 

駅に着くと、昨日ほどではないけど、また人の山。いったい
いつまで続くんだろう。まあ年中なんだろうけど。昨日寝て待って
た人たちは移動できたのだろうか・・

待合室。14時45分発上海行き。僕たちの乗りたい新幹線は前の
列車が遅れていることもあり、15時2分にずれると表示が・・
いつも時間にルーズな奥さんが誇らしげに語る。
「ほら、みてごらんよ。こうやって早めに着いたって電車のほうが
 遅れるんだから。私とあうのはこんなところなのよ。ぎりぎりに
 来て充分なのよ」

B型国家。。。   

待合室は、最初はまったく空きがなくぎっしり座っていたものの、
最初の電車がでると少し空きもでてその間にそっと席を確保。
十分ちょっとですが座って待つことができました。家族2人ずつ
離れて座りました。私たちはトイレの前。

興味深いのは、このごみ箱。各座席から何人かがペットボトルを
集めてきて、それをここに投げて置いていきます(投げるというか
ようはそっと置かない)
ときどきトイレの入口で金をとっている(そう、どんなにきれいで
ないトイレだろうが公衆トイレはお金がいります。5角(約8円)
くらいのもんですが)女性が整理します。

ペットボトルの中身を確認。中が入ったままならバケツに出して
から踏んでぺったんこにしてごみ箱へ。
この作業が延々と続いています。きっと朝から、というか国慶節の
初日から、というか毎日・・・ 

中国はきれいとはお世辞にも言えませんが、それほど不衛生
ではないです。常に掃除をしている人が町にあふれているから
です。この駅の待合室もそう。

ごみ箱に捨てないマナーのない中国人。それを補佐する掃除
の人たち。掃除の中でも集める人、ペットボトルをつぶす人。
みんな別の人。そして微妙に上下関係がついている。
そして国家からはマナーをつけうるキャンペーン。ごみはちゃんと
捨てましょう。。。

虚しい響き。  
中国は自由国家で、日本は社会主義なんだと思う一瞬です。

さて、また呼びだし。また並ばない人たち。
掻きわけて進む。
上海は線路の向こうに。

ホームは愛想のない駅員さん。1両目は昨日みた木のそばの
ホームではなく、屋根の下でした。

1泊2日の蘇州旅行。家族は?な旅行だったようですが、僕には
昔の中国を思い出すいい機会でした。

わくわくどきどき・・
 




唯一の遺産見学(盤門)

2007年10月02日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)

 朝食後、風呂にはいってようやく一息いれると、チェックアウト
までの時間を文化遺産の見学をしようということに。近いところで
ホテルの裏の盤門に行きました。

盤門は水路兼城門。春秋戦国時代に呉の宰相であった伍子胥(ご
ししょ)の墓があります。呉越同舟、臥薪嘗胆などの故事にからめて
いろいろ家族の要望に応じて説明してあげたのですが、復讐続きの
物語は朝する話としては、あまりそぐわなかったのか、子供の興味
まるでなし。こういうときに父親はかなしい

歩いて盤門に向かう。地方の色がまだ濃い交差点。自転車が多く
行き交う。右折してすぐに盤門があるというのに。。



気づくと家族が自転車タクシーに乗っている。1元でいいという
誘い文句にのったらしい。仕方ないので一緒に乗ることにする。
自転車タクシーは昨晩のバイクタクシーと違って、当たり前だが
スピード感にやや欠ける。ただ情緒はある。情緒はあるが・・・
目的地を越えてもまだ走る。おーい・・・



結局止まってくれたのは、行きたかった瑞光塔の入口ではなく
水門側の入口。よくわからないのだけれど、やたら入場料が
高い。50元+塔の入場料6元。おかしい・・・よくみると表演や
なんやかやと含まれている。演劇を見る時間もないし見たい
わけでもない。意を固くして、塔の入口まで戻る。25元+6元。

やっぱり・・・ 

なんでも確認するもんだ・・

確認するかどうか、夫婦で逡巡中に子供は暑さのために
アイスを購入。学校でもこれが流行しているという気持ち悪い
これを喜んでぺろぺろ舐めてました。 



ようはアイスの外をグミでコーティングしているのですが、ぐにゃ
ぐにゃして気持ち悪い。からだにもよさそうとはとても思えない。
ただ小学生はいつも体に悪そうなものが大好き。自分も変な
駄菓子をよく食ってたことを思い出して、毒物だけは入ってない
ようにと少しお祈りをした次第。。

さて、盤門。なかは広くてきれいでした。ゆうべからホテルの廊下
から見ていたので理解していたけど暑さの中歩くのは大変でした。
でもきれい・・



ホテルもこうやってみると考えて風景に溶け込むように作ってる
なあと感心。メガホテルチェーンは投資の回収見込があるなら
いくらでも投資できるんだなあって感心しました。

でも奈良や京都や大阪で、ではそんな建物があるかというと
全くない。大阪のニューオータニが大阪城風かといえばまったく
違う。政府側の発想とか柔軟性というのが根本的に違ってる
のかもしれない。また悲しいひとコマを見た気分 



朝ごはんは欧風で。

2007年10月02日 | 旅行は楽し(杭州・蘇州・富春・烏鎮)
 めざめてびっくり。すでに朝。着替えもせずに寝てしまってました。
    失敗。。とりあえず朝食付きなので1Fへ。
    ホテルが伝統中華風といえど、朝食はちゃんと洋風バイキング。

食堂も中はちゃんと洋風になっていました。
海鮮特集なのか、天井にはかわいい飾りが。。



ごらんのとおり、他とかわらない朝食が食べられます。



食べ終わって外にでると、外観はやはり変わっています。
池の鯉に朝の残りのパンをあげてます。



異様に寄ってきてわしゃわしゃ飛びついてきてビビるの図。
まさに鯉がとびついてきています。ダイビングする鯉まで
でてます。エサもらってないのだろうか・・