Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

HYATT on the BUND

2010年12月31日 | 上海chouchou(みる・くらす)

 外灘をそのまま中山東一路を北上し(それほど北上側の渋滞はなかった 
     無事にHYATT on the BUNDに到着。 

     この前きたのは、GW。5月1日のことだった。今度はいよいよ宿泊だ。

     

  KYOKOさんはてきぱきとcheck inしてしまった。上海に来て以降、海南島はじめ
  数々のホテルに泊まったけれど、いつもぼくがcheck inしていたんだけれど、ついに
  ぼくがいても彼女がcheck in
するようになっていた。

        まあそう、驚くことでもないのだけれど。お互いソロ活動が長くなったと
        いうことなんだと思う。

                                  

    Elevatorに乗ったKYOKOさんとRinNonはきらびやかな内装にキャアキャア言い、
    そして16と書かれたfloorに降り立った。

      

    荷物を運んでくれたBoyさんにお礼もそこそこに、中の部屋をきょろきょろ見回すのが
    ぼくらの癖になっている。ベッドの上にある中国風なかざりとか、なんだか枕で愛嬌を
    ふりまく上海万博のマスコット、海宝くんとか(まだいたんだ  )

                        

   外に向かってカーヴした窓から見える景色は、よくある景色の少し北からみているだけに新鮮だった。
   屋上に近いBarで呑めば、もっとすごい内装でおしゃれな景色が見られるよと言われたけれど、
   きっと今夜は寝てしまうだろうなという予感はあった。


          

       机兼テーブルのあたりもミニキッチンを兼ねた仕切りとその向こうの浴室は一体化して
       こんなマンションの部屋だったらいいのにと思える機能性でうれしくなってしまう

  

    さて。おせちも撮らずに、パクパク食べていたぼくたち。今年のは結構おいしかった。
    食べたいものだけ買えばいいのだ、ということで手巻き寿司なんかもつけておいて
    くれていたので、みんなの食べたいものが充分食べられた感じがしてよかった。

    そしてワイン

    NHKの紅白をみると、すでに最初のほうは終わっていたのでRinNonはつまんない
    つまんないと言いながら、でもかぶりついて見ていた。

    ふたりはAKBに興味がなく、Perfumeと嵐がすきなんだけれど結局嵐は先頭だった
    ようでテレビをつけたときには遅かったようだ。時差の関係だろう。

       あー、つまんない

    それでも日本の歌に触れるタイミングがあってうれしいのかと思ったら…
    Nonは食べたら少し景色をみて寝てしまった。
    ぼくが寝るんだよと指定されていたExtra Bed

                  

          気がついたらもう23時前だった。1時間早い日本はそろそろ24時。今年は白組が勝ったと
      テレビでやっている。それを見ないでNonはすっかりBedに沈みこんでいた

     何人かの日本の友人におめでとうメールを送って  そのままぼくも続けて眠ってしまった。
     今年は舞い上がる提灯をみるタイミングはなくなってしまった
     そして何人かにはメールを送るタイミングを逸してしまった。

                   そんな2011年の幕開けだった。 


★HYATT ON THE BUND 上海外滩茂悦大酒店
  上海市黄浦路199号
  +86-21-6393-1234
  www.shanghai.bund.hyatt.com



Mister Kara Music Video (HQ)



  最近ますますコブシがまわるようになってしまったうえに、なんだか少しおっきくケバク
  なってしまったAyuとか(決してCongratulationを言えないわけではないけれど 
  みんな唄うならぼく聴かなくてもいいやって思えるEXILEとか。

  今回の紅白にはあまり象徴するようなiconが少なかった。

  ぼくならKARAか少女時代を選ぶだろう。AKBだってPerfumeだって色あせてしまう
  2010年だったから。

  個人的にはKARAの’LUPIN’が最高だったけどすでに使ったので、今回は’Mister’を。
  

      


新天地…北外灘へ

2010年12月31日 | 上海chouchou(みる・くらす)

 もう冬至を少し過ぎたくらいなんだから17時を過ぎればあたりは暗くなる。
     おせちをきっちり重箱にきれいに詰めたRinNonを褒めてあげて(最近すっかり上手だ 
     それから出かける準備をする。

   去年は、Pudong Shangri-la(シャングリ・ラ ホテル浦東)に泊まって大晦日を過ごした。
   今年はそんな無駄遣いはいやだとごねた。確かにぼくらは贅沢をできる身分ではないのだから。

   それでもRinNonは紅白を見ることのできるテレビのあるところにいたいという。
   駐在者の家ならまだしも、普通の一般家庭で日本のNHK worldを見るのはできないのだ。
   日本にいたらぼくはよけいに見ないのだけれど…と抵抗したけどだめだった
   そしたら、安く泊まれるホテルにしたから大丈夫という。

      詰めたおせちを3人で分担して袋にいれて持ってからぼくらは出発した。
      いつものように万科広場を横切って水城南路と黄金城道の交差点にでると、
      たくさんの人がいてタクシーを探している。

           しまった  

      家楽福からタクシーを拾えない人が流れてきている。こんなに人が多くなるとは…
      早めに家を出るべきだった。
      30分近く、寒くて寒くてたまらない空の下、3人でタクシーを探す。水城路だけでなく
      黄金城道や栄華東道までまわって、探す探す…

           最後は偶然客が降りたばかりのタクシーをNonがぼくのすぐ近くにある
           ことを示してぼくが走り、ほんとうに奇跡的にタクシーをGETした。

           大晦日。さて…いろいろ道路の封鎖が始まったのかもしれない。

           案の定、新天地のKYOKOさんのところに寄れというと運転手が難色を示す。
           「もうあそこは道路封鎖で入れないよ」
           「いいから近くまで行ってよ」
           「渋滞なんだしいやだよ」

           結局KYOKOさんに電話をしてそっちはそっちで行きなよとお願いすると
           電話を替われといい、運転手と交渉を始める。その間にも運転手は電話を
           しながら虹橋路を南に下り、そのまま淮海中路に入ってしまった。

             なんだいくんだ…

  

        運転手はそれほど悪い人ではなく、KYOKOさんと交渉した経緯を説明してくれた。
        淡水路のあたり、ようは新天地の少し手前でひろって一撃離脱でとっとと渋滞区域
        から離れようということになったらしい。

        襄陽路の偽物市場があったところあたりは大きな建築物が建造中だった。
        陝西南路のPARKSONのななめ前あたりまでのお土産ものやさんまで全部取り壊して
        なにかを作ろうとしていた。

        少しずつ、6年前に初めて来たころと変化し始めている。2軒あった伊勢丹のうち
        淮海中路にあったほうは、ずっと前になくなって居抜きで、ドイツ資本の家電量販店
        Media Marktに様変わりしている。               
        その横にはC&A、その向こうには以前見に行ったH&M

        かつて欧州租界だったこの通りはこの5年で欧州資本が盛んになった。

        少しずつ、でも着実に様がわりしていく通りをみて、12月がきょうで終わりだったことを
        思い起こす。宴会と飲み会ばっかりだった12月。途中永遠に続いたらどうしようと思う
        ほど飲んでばかりだったけれど、Miley Cyrusが逆説的に唄うまでもなく、12月が永遠に
        続いたりはしなかった。

        淮海中路が少しずつ様変わりしていくのと同じように。             


Miley Cyrus - Permanent December


                                       

         重慶路の高架下、青い光をみていると去年の大晦日のこととか、上海に来た初めての
         夜だとか、いろんなことを思い出した。

         Rinはその間、KYOKOさんに電話して間もなく到着するので準備するように伝える。
         仕事か接待か、電話がずっと話し中だと、吐き捨てるようにRinが言う。

             まったくママはもう…

         KYOKOさんは相変わらずのようだ。そしてRinはホントに元気になった。

    

      運転手さんは、淡水路と淮海中路の交差点で「ここだよ」と言って停まる。少し待っていると
      Rinが電話しておいたおかげか、ほどなくKYOKOさんがやってきた。

      無事、タクシーに乗り込んだKYOKOさん。やはり強引さは変わらず。

             さ。いこうか
             どこに?何路×何路?
             黄浦路199号。上海外灘茂悦大酒店

                       え?そこって…

       HYATT on the BUND。れっきとした5つ星だった。
       GWにきたのは見るだけだったこのホテルに泊まるということか

              きょ…去年のShangri-LAと変わらないじゃないか

              大丈夫よ。ネットで安い部屋さがしたらあったから…

       じゃあ、去年だってそうすりゃいいじゃないか…とか言いたかったけれどやめにした。
       もう予約してしまってるんだし、それに設計上ステキな部屋に泊まるのは悪くない。

              きょうは新天地で王力宏のコンサートがあるらしくって…。もう人だらけ。

       さっそく話題を変えてKYOKOさんが浮かれている。
       そしてぼくが海苔を買い忘れていたことを責め始める。

                               こういうのが大晦日の家族団らんっていうんだろう                
   

            


上海のおせち

2010年12月31日 | 上海chouchou(たべる)

 きょうは大晦日。日本のお正月と違ってこちらは平日なんだけれど、それでもさすがに
     近年は正月気分を少しずつ味わえるようになってきた。
     そして日本人には、やっぱりお正月は重要ということで。

     午前中に、まず一部のおせちのメニューがやってくるから。
       それから…15時30分以降にしんせん館に残りのおせち取りに行って
  
     
     AMにその言葉どおり、おせちに入る黒豆やらかまぼこやら…栗きんとん、魚など
     いろんなパックがやってきた。これはまずしんせん館からの配達だった。

     DUNKIN'で昼ごはんを買って戻り、子どもが学校から戻る前。
     
     再び万科広場を横切り、横断歩道を渡る。関係ないのかあるのかよくわからないが
     通りをゆく人の数はとても増えている。

    しんせん館古北店は、ローソンとクラブが並ぶ間のマンション入口を

     入ったところにある。この景色だけは、なぜかずっとかわらない

     入口にはマンションの飾り付けなのだろう、大きなクリスマスツリーがあって、和洋中の折衷な
     街であることを示している。その左手、しんせん館の見慣れた入口があるが、その奥に10m
     ほど行った場所に特設テントを2つ設けて、予約していたお客さんにおせちを渡している。

                       

   当然ながら並んでいるのは日本人だけ。元旦を上海で迎える人たちなのだろう。
   ちびっこが寒そうにしながら、通りの向こうで鳴っていたパトカーの音に

             あーっ  うちゅうじんがきたーっ

   と陽気に叫び、みんながにこにこ笑ってしまう。たしかにあのファンファンいう音は日本と
   違って欧米風だし、そんなふうにも聞こえるかもしれない。

   なにか応対してあげようかと思ったけれど、とても寒いなかそこまでぼくも陽気にできず
   じっと待っていることにした

          

    応対している店員さんはみんな中国人。しんせん館の店員さんはみんなそうだから。
    お客さんが出した紙をみて、男の子がその表を見ながら商品をテーブルに並べる。

    女の子がお客さんといっしょにチェックして(ここは重要なのだ)、金額を計算して
    支払いを済ませる。菜箸といくつかの食べるものを。

    これで上海で年を越す準備は整った。

    いっぱい並ぶ人たち。上海でそのまま年を越してしまう人が多い証拠だ。
    だからこそ、しんせん館のおせち販売が成り立っているのだから。


         さて。RinNonが帰ってきたら、重箱に詰めてもらいましょう


★しんせん館 古北店
  古北新区黄金城道925-935号底层中商舗
  +86-21-6208-8097
  http://www.shinsenkan.com/


またDUKIN' DONUTSの日々

2010年12月31日 | 上海chouchou(たべる)
 次の日はちゃんと晴れた。だけど異様に寒い。大みそかだから?どうなのだろう。
     でもネットで調べると日本も異様に寒いようだった。
     
     朝から少しネットを検索してみた。かなりネットが遅い…とほほだ。
     読書と、もってきた本での勉強。それに切り替える。
     KYOKOさんは仕事。RinNonは学校。ひとりで過ごすには悪くない場所だ。

     気がつくと、12時をかなり過ぎていた。

    

        いつもなら中華とか言うのだけれど、大阪でも食べてきたしきょうは大晦日。
        夜はおせちでお酒を飲んだりするので、質素でいいやと思うので…

                    

      DUNKIN' DONUTSにて…甘々な昼ごはんに。
      店の前にはNew Beetleが停まっている。相変わらず富裕層が増えている。
      そういえば秋ごろこの車がほしいと探していた時期があった。きっと新車で買っているんだ
      ろうから…ぼくより裕福な人なのだろう。
     
      そういえばfree paperに日本の1人あたりのGDPが台湾にも抜かれたと書いてあった。
      2010年。中国の総額GDPは日本を超えたが、1人あたりのGDPは中国はまだまだ低いと。
      そうマスコミでは書いてあって、みんなそれを見て当然のように思ったりほっと安心したり
      しているが、日本は全体的に地盤沈下している。
      
      DUNKIN' DONUTSには、勉強している大学生やら、語り合うカップルとか
      日本と変わらない風景がある。それはもう何年も前からそうなのだ。

                                                       

★唐恩都楽(DUNKIN'  DONUTS)古北店
  上海市長寧区栄華西道99-101


      探していたらこんなHPがあった。これはなんだろう?
      ぼくのページがそのまま表示されている…

     

初日の晩ごはん

2010年12月30日 | 上海chouchou(たべる)
 晩ごはんは、アイさんの作ったごはんになった。


   KYOKOさんは   アイさんの作ったごはん  うーん… 


   というのだけれど、RinNonは気に入っているようなので食べてみようと思う。


    今夜はハンバーグとカツとホウレンソウ。
    日本食のようにちゃーんとできてました。 


    おいしいととびあがるほどではないけど、ちゃんとあったかいご飯です。  

    よかった…  少し安心した。

                   RinNonが食べ終わって、また少し宿題をする。
                   KYOKOさんは遅いけど、ちゃんと自分のことをしてる。
                   Rinも少し元気になっていた。

                 2人でちゃんとやっているんだって初めて思えた夜だった。
  

タクシーの中。

2010年12月30日 | 中国つれづれ。
 上海は曇り。


   2時間少しのフライトは、かなり揺れて初めて酔いを感じた

   イミグレの通過は予想よりも行列は長かったけれど、その分てきぱきと過ぎていった。


   タクシーに乗って…走る走る

           

   上中路というトンネルを通って虹許路に出て…地上に出て名都城のほうから古北に入る。
   そんな道を通ったのは初めてで目新しかった。

   夕方の道路はよく混んでいて、とくに呉中路と虹許路の交差点あたりはひどかった。
   それでも、そのマナーの悪さとクラクションのパンパンいう音で上海に帰ってきた気分になった。


       ただいま。よろしくお願いします。
       
   今度は2週間。すこしだらだらした感じの休暇をきょうからはじめることになった。
   少なくとも、きょうはゆっくり。RinNonが帰宅するのを待っているとしよう。

  

旅立ちはゆっくりと。

2010年12月30日 | 日本つれづれ。
 28日。年内最終勤務日は飲み会の約束を入れなかった。
     最終日に、飲み会を朝までしていた騒いでいた自分は…あれは何年前の姿だっけ?

     もうそんな年でもなくなったし、少しゆっくり最後を迎えたいということで…でも残業もしてたけど
     家に帰ってゆっくりしていたら、いくつか素敵な年末おつかれメールもきたし。
     
     ということで、じっと静かにひとりで過ごす最終日も悪くなかった

              

     29日は終日準備に費やした。必要な買い物をして、トランクに着替えやらなんやらいろんなものを
     詰め込んでたら、予想より大きくなった。

     今回は20年休暇で、2週間近く上海なのだ

         

     30日の出発がJALの午後便だった。いつも朝いち便なので拍子抜けする感じが強いのだが
     10時半すぎに家を出てバスで守口市駅に向かう。
     バス停で、見知らぬおばちゃんから

           いやあ…おっきな荷物やねえ…どっかいかはるの

     と聞かれたけれど、トランクもってちょっとそこまでってのもないと思うし
     なかなか不思議な会話だった  ようはこういう応対は苦手なのだ…


  

         関空バスまではまだ少し時間があった。切符を買っておじさんにトランクを預けたあと
         comme ca ISM のうさぎのかわいい挨拶を眺めて

         それからミスドで、コーヒーを飲んで過ごした。ちょうど、The Little Sister
をまだ
         読んでいる途中だったので、そのまま読んでいた。
         ちょっとにぎやかそうなおばあちゃんが入ってきて、それでもほかにも読書している
         おじさんがいて、おばあちゃんがだんまりしたころ ぼくのコーヒーもちょうどなくなった。

               

                      

          バスの中は、昼間に近かったし、眠ることもないだろうなと思って音楽を聞いていたけど
          案外うまく眠ってしまったようで、いつのまにか関空の橋に達していた。

          心地よさで目を覚ましたときには、小雨がぱらつく天気になっていた。


          年末を海外で過ごすのだろうか、家族連れの典型的なパターンのやんちゃな子どもが
          少し重めの鞄をもって振り回す姿が…振り返ると小さくみえた。
          慣れてしまうと、なんでもすたすたできすぎてしまって、不安になるくらいだ。

        

       JALでいったせいで、機内食は豪勢だった。mon-chouchouのデザートがついていて、
       年末年始のおかげか、そばまでついていた。

       なんだか1食分得した気分だ。Dragon Airに乗ったとき以来の満足感だった。 

櫻家 【といいながらもう一軒】

2010年12月27日 | 京阪(守口・門真)chouchou
 さあ、もう一軒。もう少し呑みたいねといううっちーが連れて来たのは「櫻家」。

   
   ここは今年何度もお世話になりました。
   最近きたのは…夏にかしださんととしこさんとふじもんさんと来たときでしょうか

   2Fにあがり、うっちーとふるしまさんはきっつい泡盛を注文。

  

     さっきの話をひっぱるかしださんとふるしまさん。
     今年もいろいろあって、あのときはああだったとかこうだったとか。
     なんだかぼくもいっぱい叱咤されていたような気がする

                            

   それでも琉球の感覚で、のんびり飲んでいるのもそれはそれで悪くないのだ。
   ふるしまさんはさっきから、ずっとうっちーと記念撮影  したかったみたいで、やっと撮りました

         

   時間は23時すぎ。まだこれから1人で飲みに行こうかなというふるしまさんはさておき、
   病み上がりのかしださんと、うっちーさんはもうお帰り。
   お勘定を済ませて帰ることにしました。

  

         また来年みんなよろしくお願いします  

■美ら風南風 櫻家
  守口市本町1丁目3-10
  0066-9675-08399 (予約専用番号、通話料無料)
  06-6991-0334 (お問合せ専用番号)
  http://www.churakaji-sakuraya.com/

追立別館 【最後はしんみりと】

2010年12月27日 | 京阪(守口・門真)chouchou

 ぼくにとっての今年最後の宴会は、気を使わなくてもいいようなものがよかった。
     それはちょうどこんな人数で、こじんまりと。騒がず、それでいて静かでなく。


   今夜は、かしださん・ふるしまさん・うっちーとの飲み会です。

   blogをしているぼくに気を使ってくれるのか、いつもうっちーはひねった場所をさがしてくれる。
   本日は、守口市駅近くだけれど、文禄堤の上にある「別館追立」。

       かつて、料理の鉄人に挑戦したこともある料理人の経営するお店、といえばよいだろうか。

  

      場所はうっちーが案内することにして、18:45に駅高架下のTSUTAYAに集合。
      ぼくたちは珍しく時間通りに集合した。ぼくだけは自転車で、ふるしまさんは電車、
      うっちーは徒歩。かしださんは電車を乗り継いで。

      ぼくは途中でうっちーを追い抜いてやってきた

      うっちーの元気な開始の合図で歩きだす。スーパーの裏手をゆくうっちーに若干の
      不安をもっていたが、案の定ぼくが自転車ということも考慮しないで急こう配の
      階段を上るうっちー。
      げらげらと笑うかしださんとふるしまさんの中、ぼくはえいこらと  自転車を担いで
      あがることになった(折りたたみでよかった)。

      あがったところのすぐくらいに、店はあった。
      和風造りの民家リノベなのだろうか。
            
                         

   事前に予約をしておいてくれたうっちーのおかげで、ぼくたちは2Fの個室をあてがって
   もらった。ドアを閉めるとなんだか密談をするみたいでおもしろい。小窓の向こうは完全に
   さっきの文禄堤の上を並ぶ民家になっている。なんだか密談というより、幕末の志士にでも
   なった気分だ。 でも今夜の料理は中華です。

      

   きれいな盛りつけは中華というよりフレンチ?と思いたくなります。
   

                       

   中華の最初にでてくるとほっとする玉子のスープ。そしてエビ。きょうはうっちーが事前にコースを
   選択してくれているため、最初から注文しておく必要なし。

       コース頼んじゃっててよかったかなあ。なんだか宴会っぽくないけどさ。
         いえ。ぜんぜん。おいしければいいんだから。

           

  

    棗か銀杏かわかんないけど、木の実とブロッコリー、それからキノコをまぜあわせて炒めると
    それはなんだか懐かしい中華の味わいだ。そういえば、あと3日後には上海だ。

                            

    大根と肉詰めっぽく盛りつけされると、それはなんだか和食のテイストまで混じってくる。
   
    部屋の向こうは、おじさんたちが指しあいしながら熱燗と料理を食べている、宴会だろうか。
    でも、飲めや唄えや…というよりもやっぱり「お話をしながら食べている」感じなのだ。

                

     炒飯になっているのがいい。パクパク食べていると、実はこれでおわりってことがわかる。

   

        それはもう杏仁豆腐がでてきたからなんだけど…  なんだか腹7分目

        ここは微妙だ。。。食べすぎれば入らないし…

                                  

    むちゃくちゃ旨いデザートを食べながら、みんなで考えてみた。

                      

     なんでもいいや…この際残したっていいんだし。ふるしーは簡単に言う。

       

   こうして選んだのは、麻婆豆腐と青椒肉絲になった。
   みんなで食べれて、ばくばく食べながらお話できるもの。麻婆豆腐はちょっぴり辛い
   四川風の弱い感じでぼくにも食べやすかった。

            

  麻婆豆腐でひと息ついたぼくは、うっちーに最近の状況を確認する。
  なにしろうっちーと飲みにきたのは半年ぶりくらいなのだから。
  (前回は6月のわんぱく亭)。うっちーは半年前とは違う落ち着きようで

        そう。彼氏できてーん

  と屈託なく語る。ぼくは少し前の別の宴会で聞いていたような記憶があったので
  やっぱり…という顔で聞いていたが、あとの2人はびっくりしていた。
  そりゃそうだ。

     かわいいことは万人認めるのだが、このblog始まって以来彼女には
     ずっと彼氏がいなかったのだ。茶屋町MBSで酔っ払って、らいよんちゃんねるに
     ぶら下がっていたのは今は昔。

         まあ、ほんとによかったね
  
     なれそめから普通に聞くと、そんなにとぼけたりすることなく普通に語る。
     少し時間が経過しているからかもしれないけれど、地に足がついてる感じで
     それが逆によかったと思わせてくれる。

                  

    青椒肉絲が来たころには、ぼくらはお腹いっぱいになってしまっていた。
    なにしろ腹7分目のところに、麻婆豆腐とうっちーのお話があったのだ。お腹もいっぱいに
    なっちゃうってことだ。

  

     2010年最後の宴会は、なんだかちょっと静かなお店でおいしい中華でした。

         

  別館というからには本館があって、そっちはけっこうお高いんだけど、こっちは過ごしやすくて
  安いんだよ。

              

    うっちーの推薦でした。

   

      ちょっとなんだか幕末的な店舗をあとにして文禄堤の上をあるく。
      今度は自転車をかついで降りたりしないように、うっちーに念押しをして坂を下りていく
      ぼくら


★中国料亭 別館追立
  守口市本町2-4-15
  06-6994-3980
  http://www.oitate.co.jp/index.php




Love Is You



  うっちーの元気な様子で、まだ少し物足りないぼくたちは2軒目に向かう。
  彼氏がもう何年ぶりだろう?(7年?8年?いやもっとかな…)
  クリスマスの過ごし方で喧嘩をしたという彼氏と仲直りしているようにお祈りしておきましょう



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純 【節目節目に】

2010年12月24日 | 大阪chouchou(京橋・北浜・天満)

 たとえば、それがクリスマスイヴだったとすると、その日はかわいい女の子と
     イタリアンかフレンチなんかをワイン  でというのが、まっとうな男性の過ごし方
     であるのかもしれないし、あるいは家庭的なおじさんであれば定時退社で家族の
     待つ家に向かって電車に乗っているのがよいのかもしれない。

  この日、何人の人がそのどちらかを実行できているのだろう

   少なくともきょうぼくと、ぼくと一緒に京橋で飲むこの人たちは全然そんなことはなく
   ただ、通常の忘年会をするのだ。それもまた悪くはないひとつの形といえる。
   なにしろきょうは、いいテーマの集まりなのだから。

      

   ぼくとコウモトくんは、かしださんのところで報告をおこなっていた。おわってから、かしださんと
   社長とともに、京橋へ…

   いっぽう、今回部長の交代と課長が新たに部長になることで面識のある2人と、新しい課長の
   はせがわくんが、会社から合流。

   合流場所は京橋のはずれ、「純」。

      刺身の旨さならここだ。そしてクリスマスと無関係できっと空いているところ、という
      指定にドンピシャ。かなり日が迫ってからの予約だったが、無事OKだったのだ。
    

  

      このかしださん・まつおさんとの飲み会は二回目なのだ。

      まつおさん、かなり乗り気で楽しんでいて、

       「きょうは純だったら、大阪城北詰で降りたほうが近いよ」と調べてくれていました。

       おいしい料理は人を楽しい気分にさせて前向きにもしてくれる。
       ここ数年でぼくが得た結論だ。
      

      前回は、酔っ払ってマンションのロビーでげろげろ吐いてしまったまつおさん。奥さんに
      掃除してもらった話で盛り上がりました。
      ちゃんと奥さんに「愛してるよ  」と言えたのでしょうか・・


      

                             

              まず付け出しを食べ始める。そのうち京阪移動組が登場。迷子になったということで
              途中まで迎えにいく。

      帰ってみると、いつものこの店の名をあげる一番のメニュー、お造り盛り合わせがすでに来ていた。

        

      さらに生牡蠣、サラダなど海鮮+あっさりでいまのぼくにはちょうどよいメニューだ 

                         

     えいひれをかりかりに焼いていたり、これもおつまみにはちょうどいい。

          

   かしださんは、この前の日まで非常に体調悪化していて、無理にここにやってきていた。
   それでも、精をつけて少しでもよくなるためだろうか…白子を一生懸命食べてました。
   そのあと、でもやっぱり倒れていたみたいですが

  

       店はイヴでもものともしないおじさんたちや年配の方でけっこういっぱいに
       なっている。みんな若いコウモトくんが、どうして24日に来ることができたのか
       不思議そうにしている。

       きっと、若いうちは男前だってだけで得をしていたり、そのときの正論で
       うまく切り抜けている…つもりだったりするものなのだ。
           それをおじさんになると、うらやましいなと言って酒を飲むのだ 
           そうして、聞き役のぼくらはそれを実践して、何杯かを飲みほしていく。

                      

      店主さんは阪神の安藤に似てるよね

   コウモトくんがお勘定をまとめて支払っているあいだに、おぐりんさんがそう語る。
   うっちーが昔、水泳の北島に似ていると言っていたけれど、そう言われると安藤の
   ほうが似ていると思う。

   クリスマスイヴ。雨が夜更けすぎに雪にかわったり、もろびとがこぞってなにかしたり
   する夜ではないけれど、ちゃんと暖かい夜にはなっている。
   それはそれで、ホワイトクリスマスって思ってよいのかもしれない。ちゃんと神様のご加護
   っていうことで。
                  

★旨旬酒場 純
 大阪市都島区東野田1-17-27 ロイヤル雅東野田 1F
 06-6355-0006
 http://p-chan-jun.com/