人々の中には、自分一人の力で生きているかの如く、ごう慢な生き方をし、「神はいない」と神エホバを侮る人がいます。なぜ神エホバを侮る人がいるのでしょうか。
神エホバはいない、と神エホバを侮る人は、次のような人、あるいは次のことを理解していない人と思います。
１．分別のない者：「分別のない者は心の中で言った、「エホバはいない」と。彼らは滅びとなることを行ない、不義のうちに忌むべきことを行 なった。（分別のない者に）善いことを行なう者はだれもいない」（詩編５３：１）。
２．偉大な創造者エホバ神のご意志によって命が存在していることを理解していない人（啓示４：１１）。
３．男性も女性も「神の像（かたち）」に創造されていることを理解していない人（創世記１：２７）。
人間は偉大な創造者エホバ神の比類のない愛、公正（原則）、知恵、力、を学び反映できる能力が備えられていることを理解しない人。
４．人間は畏怖の念をいだくまでにくすしく創造されていることを理解しない人（詩編１３９：１４～１６）。
人体を医学的に調べ、偉大な創造者の設計の業か、それとも偶然に生じるかを検証しない人。
５．愛さない者（ヨハネ第一４：８）。
６．宇宙も地球も人が住むために神エホバによって秩序正しく創造されたことを理解していない（創世記１章。イザヤ４５：１８）。
７．自分を賢くし、真理を調べない人 （箴言３：７）。
８．永続する快い道、平安の道、命の道を歩むために神エホバからの知恵と識別力を得ない人（箴言３：１４～１８）。
９．「肉の業」を行ない、ごう慢で、誇り高く、謙遜さのない人（ガラテア５：１９～２１．テモテ第二３：２，４．フィリピ２：２）。
１０．神エホバから出る教え・霊的必要を自覚していない人（マタイ５：３）。
１１．全地の人々を惑わしているのは悪魔サタンであり、その悪魔サタンがこの事物の体制を支配していることを理解していない人（啓示１２：９．ヨハネ第一５：１９）。
これらのこと以外にも多くの諸要素が関係しているに違いありません。例えば、命の存在に不可欠な物理的性質の重力、電磁力、弱い核力、強い核力は偉大な創造者のエホバ神の設計か、それとも、偶然に生じたのかを検証していない人かも知れません。加えて仮説の進化論の影響によって、万物は偶然に生じたと信じている人なのかも知れません。
聖書は次のことを教えています。「惑わされてはなりません。神（エホバ）は侮られるような方ではありません。何であれ、人は自分でまいているもの、それをまた刈り取るのです。自分の肉のためにまいている者は自分の肉から腐敗を刈り取り、霊のためにまいている者は霊から永遠の命を刈り取ることになるからです」（ガラテア６：７，８）。この聖句の絶対の法則を理解し、偉大な創造者エホバ神を心から愛し、感謝を抱き、神エホバに近づく方々は幸いです。
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