聖書には、バテ・シバの夫ウリアに対して、ダビデ王が家に帰るように促した時、ウリアは義にかなった人で、自分は家に帰り飲み食いをし、妻と寝るわけにはいかない、と応じたことが記されていました。さて、ダビデはどのように行動するでしょうか。聖書には次のように記録されています。
「ダビデは(バテ・シバの夫)ウリアに言った。「今日もここにとどまりなさい。明日あなたを送り出します」。それでウリアはその日と翌日、エルサレムにとどまった。その後ダビデは彼を呼んで、共に食べたり飲んだりし、彼を酔わせた。ところが晩にウリアは出ていって王のほかの家来たちと一緒に眠り、家に帰らなかった。朝になると、ダビデはヨアブに手紙を書き、ウリアに託した。ダビデは手紙にこう書いた。「ウリアを戦いが最も厳しい前線に置きなさい。そして彼を残し、彼が討たれて死ぬようにしなさい」。」(サムエル第二11:12~15)。
上の聖句に記されている通り、ダビデはバテ・シバの夫ウリアを何とか家に帰し、妻と寝る機会を設け、バテ・シバの妊娠は夫ウリアの子であるようにもくろみましたが、ダビデの思惑通りには進みませんでした。その結果、ダビデはウリアを戦いの厳しい前線に送り、死ぬように企てました。このようにしてダビデは罪を重ねることになりました。
引き続き聖書は何を記録しているでしょうか。次回にお伝え致します。
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強きこと ツルニチソウの 繁茂せり 今日の一句
庭に咲いている「ツルニチソウ」