少年と自転車
'11:ベルギー=フランス=イタリア
'11:ベルギー=フランス=イタリア
◆原題:LE GAMIN AU VELO/THE KID WITH A BIKE
◆監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ「ロルナの祈り」
◆出演:セシル・ド・フランス、トマ・ドレ、ジェレミー・レニエ、ファプリツィオ・ロンジョーネ、エゴン・ディ・マテオ、オリヴィエ・グルメ
◆STORY◆もうすぐ12歳を迎える少年シリル。彼の頭の中にあるのはただ1つ。自分を児童相談所へ預けた父を見つけし、再び一緒に暮らすこと。ある日、シリルは美容院を経営するサマンサと出会い、週末を彼女の家で過ごすこととなる。サマンサはシリルに愛情を注ぐことにより、彼の人生を変えようとするのだが……。
ベルギーを代表する映画監督ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ兄弟が、第64回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞した感動作です。
この映画で、カンヌ国際映画祭5作品連続主要賞獲得の快挙を成し遂げたんだってね。
すごいな。。。
父親に捨てられ、心を閉ざした少年が一人の女性と出会うことにより、傷ついた心を少しずつ開きつつ成長していく姿をとらえています。
監督が来日された時のインタビュー読んでいたら、この映画のきっかけは、
日本のシンポジウムで聞いた育児放棄された子供の話だったんだってね。
びっくりした。
Nakajiこの映画結構好きでしたね~
やるせないんだけど、あったかい映画だと思う。
父親から見捨てられ、「孤児」となるしかなかった少年がなんか痛々しくて。。
なんかいつも傷ついた感じであり孤独であり。。。
少年には過酷すぎるような現実なんだよな~
でも、里親になる女性(サマンサ)にあったことで、どのようにして“救われるか”だよね~
でも大変だよ。こういった子どもと接していくのはね~
心を閉ざしているから行動が読めないし、普通の人ならイライラするんだろうな~って思う。でも、この里親になった女性はすごいよね。
ちゃんとぶつかっても受け止めているというか、賠償金といい本当に偉いと思う。
だからこそ、彼は心を開いていき新しい自分になろうとするんだろうね。
彼にかけていた愛情を与えてくれる人の存在ってでかいよね~
Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 劇場鑑賞 53 作目
![]() | 少年と自転車 [DVD] |
セシル・ドゥ・フランス,トマ・ドレ,ジェレミー・レニエ,ファブリツィオ・ロンジョーネ,オリヴィエ・グルメ | |
角川書店 |
だってそこまでなかなかできないよね。自分の子だって難しいのによその子なんてわからない。
ファンタジーの部類だと思うんだけど、それでも面倒を見てもいいというのはよっぽどの引き合う縁だってことを言いたかったんでしょうね。
お金の面もそうですし、自分の子供のように育てるのは本当にすごいことだな~って思いながら見ておりました。
たしかによっぽどの縁としか思えない間柄ですよね~