ゆっくりかえろう

散歩と料理

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ミルキーウェイ お好み焼き

2015-08-03 | ランチ

 大阪ミナミはキタに較べ お店の雰囲気も何もかもがずっと庶民的です。

値段もスタイルも味も納得できます。でもなかなか大阪生まれの人は 繁華街のお好み焼き屋には行きません。

お好み焼きって自分の住んでいる地元で食べるものなので たとえ庶民の街ミナミといえど 公扱いなのです。

本当のソウルフードなのです。でも平成の子どもたちは そんなこだわりも薄れ 観光客並みになりました。

今やお好み焼き屋の有る下町はなくなりつつあります。

ここの解説です。

ミナミらしく大手3チェーンにはない古き良きスタイルをうまく残した楽しいお店です。

焼き方は今の大阪スタンダードの混ぜ焼きです。お好み焼きって昔は どこもベタ焼きと言って薄い生地の上に具を重ねていくのが普通でした。

今は広島風とか言って 広島がオリジナルみたいにいう人が多いですが、何のことはない あれは昔の大阪お好み焼きそのものです。

どこで変わったかというと 私の記憶では ガスのお好み焼き鉄板テーブルがガス会社から出てからです。

あれのおかげで お客さんがお好み焼きを自分で焼くスタイルが出て来て 一時は大流行だったのです。

私の知っているお店ではあれをアベックテーブルと呼んでいました。

お好み焼きは焼き方に技術が必要なのですが 混ぜてこねてから鉄板に空けて焼くと 素人でも形になります。

そこでお店は大繁盛しました。

では何故今はそれがなくなって お店で元通り焼いてくれるようになったかというと 素人では美味しく焼けないからです。

混ぜやきは 下準備に生かされ 半人前の店員さんでも 途中の工程まで焼けるようになり そのまま定着したのです。おまけに混ぜ焼きは お好み焼きに空気を入れてふわふわに焼けるという おまけまでついて 大阪お好み焼きは進化することになりました。

今でも 大阪の下町では 広島風ではない 大阪の古いタイプのベタ焼きをみることがあります。

別に珍しくもなんともないのです。広島風といいますが、あのお好み焼きは 兵庫県播磨地方とか 岡山県東部で昔から有ります。

日生や赤穂 相生など まだまだあります。でも大阪オリジナルかどうかいうとそこは断言できません。

戦前の洋食焼きを先祖に持つなら 東京にもあるようですし 名古屋にも古いタイプがあるらしいと聞きますし 京都や奈良にも よそから入ったのではない原型のお好み焼きがあって 大阪オリジナルと言い切るのも危険だと思います。

ただし混ぜ焼きは間違いなく大阪オリジナルです。ふわふわの生地はキャベツの作った隙間のおかげで 空気も旨味も閉じ込め、素晴らしい効果をもたらします。

ミルキーウェイは手頃な値段と大阪らしい味で美味しいです。

 

 

 

 

 

 

 


豆腐チャンプルーパスタ

2015-08-03 | ランチ

 豆腐チャンプルーを作ります。絹ごし豆腐を炒めて炒り豆腐を作ります。

ピーマン にんにく きゅうり トマト 唐辛子 鰹節 昆布茶塩胡椒を入れて炒り煮にします。

パスタを茹でてチャンプルーと合わせます。出たエキスを麺に絡めるため ひたすら混ぜます。

煮チャンプルにしてパスタを絡めやすくします。