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ねた枯れ

 2ヶ月近く毎日投稿してくると、だんだん書くネタが見つからなくなってきた。変化のある毎日を過ごす人間ならまだしも、こんな単調な日々を重ねている者にとって、話題にするべきことなど、そうそうあるはずがない。勤め人なら、通勤の途中でふと見かけた景色について述べるとか、電車の中でいつも会う人について想像を働かせみるとか、色々ネタ探しができるかもしれないが、通勤時間せいぜい1分の目と鼻の先を1日に何往復したところで、変わったことは起こるわけもない。中途半端に忙しいので外出もままならず、畢竟話題とすることができるのは松井と、妻(SMAP)、塾、昔の思い出などに限られてしまう。時事問題を論ずるのも何か自分らしくないし、大した見識も持ち合わせていないから、世間の不評を買うだけだから、止めにしておくがよい。
 これらを順繰りに書いていても何の新鮮味もなくなってしまうので、書く本人である私が真っ先につまらなくなる。私がもっと社交的な人間であれば、他人から聞いた話をさも自分が見聞きしたように脚色して投稿することもできるだろうが、妻が唯一かつ一番の親友という身では自ずから限界がある。ならば、そろそろこのブログを閉じれば気が楽になるとは思うが、何も書けなくなるまでは悪戦苦闘してみようと己に誓った手前、まだまだ白旗を揚げるには早すぎる。
 もともと大学は文学部だったし、物を書く仕事に就きたくもあったから、文章を書くことはさほど苦痛ではない。本当に久しぶりにこうやって文章を書き連ねてきた間に、今まではおぼろげだった考えがかなりしっかりしてきたように思う。50の手習いというのではないが、精神修養としてはなかなか役に立ってくれている。腹筋、腕立て伏せ、バットの素振りと体を鍛え始めて1年近くなるが、何とか今日まで続けてきて、体もだいぶ締まった。それと同じように心・精神を鍛えるために、へこたれず、毎日どんなことでもいいから書き続けていかなければならない。
 今日、改めて誓う、このブログをできるだけ長く続けるぞ!
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