先月から4回ほどファンキーさんが川口道場にと顔を出してくれている。
それまでは長時間体操とその間に一回の割合で見えてくれていたが、体調を崩され足繁く通って見えるようになっていて、前回の時には体調の明確に好転した感覚を得ることが出来たと喜んで帰って行かれたのだが、その折に聞かされた話がある。
話の主人公は孫娘さんのことである。
半年以上前になるだろうか?。そのお孫さんがお母さんと一緒に道場にと見えてくれ、中学校でのクラブ活動で走り幅跳びをしているのだが足が痛くなってしまい、どうしたらいいかという相談を受けたことがあった。
もちろん病院でも見て貰っていたが、がなかなか思うようには改善しないと云う。
クラブを退部する気はないのかと聞いてみたら「辞めたくない」の返事。
私自身もちょうど同じ年齢の頃、やはり陸上部に所属して長距離を走っていたものだったが、部の練習をすると決まってふくらはぎからアキレス腱にかけてがコリまくってしまって猛烈に痛みを覚えた経験がある、私の場合はすぐにと退部する選択をしたものだったが・・・。
彼女の競技にかける思いの程は、この時の私とは比べものならないくらいに強いようで「辞めたくはない」ときっぱりと意思表示されてしまい、だったら毎日練習が終わってから必ずこうした方法で整理体操を行うことを私は提案したのだった。
おばあちゃんであるファンキーさんの話では、その時に私が伝えた体操を毎日欠かすことなく一日に二回、結構な時間をかけて実行し続けていて、あれから以後は足が痛いと訴えることは無くなったという。
「あの子は不思議な子で、自分が決めたことはどんなことがっても実行し続ける。」と、自分の孫を自慢するように話された。
私はこの話を聞きながら、この孫娘さんとその母親のAさんが見えてくれた時、帰りにスマホで画像を娘とのツーショットを撮らせてと請われたことを思い出した。
お爺さんとのツーショットを撮ってどうするの聞くと、待ち受け画面にするのだと云われ、ビックリして気恥ずかしい思いをしたのを憶えている。
まあ、いずれにしても足が痛むこともなくなって元気で過ごせていてくれた居るのであれば、こんなに嬉しいことは無い。
今月中には競技会があって県の大会にも参加するのだそうだ。
頑張っていい成績を修められるように。と思う。