一 述懐百首哥よみ侍けるにわかな 皇太后宮太夫俊成　　　　　　　　俊成卿老後に 堀河院の百首の題にて、百首ながらに 述懐の心をよめる哥のうちなり。俊成卿 は、先祖のやう...

源氏物語　浮舟 　　　　　　　　薫大将 　宇治橋の　　　長き契りは　　　　　朽ちせじを　　危ぶ　　　む方に　　心　　　騒ぐな よみ...

袖がぬるゝとことわりたり。いたづらと云詞眼字也。 いたづらとは徒字也。徒ﾊ空也と字注にありて、むな しき義なり。ねがひむなしくてと云心欤。 一 日吉の社によみてたてまつり...

ムーン・リバー　by オードリー・ヘップバーン Ｔｉｆｆａｎｙが私にくれたのは幸せといふ...

殿上人は布衣也。幄屋をまうけ、幔をひき めぐらし、打ひつ、檜破子、やうの物を奉り、 人／＼和哥を献ず。其時の序は、平兼盛 とかや。清原ﾉ元輔、曽祢ﾉ好忠など云哥人 とも...

たに川の氷もはやとけて聲たて侍れば鶯 もさそへと春風にいひかけたるうたなり。 増抄云。波聲といふより、うぐひすの聲をき けよと、とりあわせたる哥なり。うち出るとは、 鶯...

ビルクレーン　　　　忙しさうな夏日かな長いこと、東京を見てきた。昔は、霞ケ関ビル🏢しか無く、向こうに...

さきがけて　　　夏を楽しむ夕べかなビールは、特に夏に限った事では無いですが、ビアガーデンは、夏限定。デパートの屋上ビアガーデンで、平日の...

なれば、とりあわせてよめり。鴬の鳴といひて 春といふ事をしらせたり。冬は勿論しろかるべき 事成が、春白妙なるに、うぐひ・の聲にて春 めきてめづらしきとなり。古今集に、梅が...

猛暑日や　　　待つ人溜まるビルの陰私の場合、俳句が出来てから、それに合う風景を撮り📷️に行きます。...