かさゝぎのわたせるはしにをく霜の白きをみれば夜ぞ深けにける 霜さむき夜は天の川のしろ／...

かさゝぎのわたせる橋にをく霜のしろきを見れば夜ぞ更けにける かさゝぎのはしとは、七夕交...

笠鷺の渡せる橋に置霜の白きをみれば夜ぞ更けにける 此かさゝぎの橋は、あまの川と心得べし...

なし。又はつへき人もなし。こと さらに無言をせされともひとり をれは口業をおさめつかな...

かせはをならす夕にはしんやう のえをおもひやりて源ノ都ト叔シヨクの おこなひをならふ。...

なり。又ふもとにはひとつのしは のいおりあり。すなはちこのやま もりかおるところなり。...

つはなをぬきいはなしをとり ぬかこをもりせりをつむ。あるひ はすそはのたいにいたりてお...

あゆみわつらひなく心さしとを くいたるときはこれよりみね つゝきすみやまをこえかさとり ...

たつぬ。かへるさにはおりにつ けつゝさくらをかりもみちをも とめわらひをおりこのみをひ...

のあめはをのつから木のはふくあ らしにゝたり。やまとりのほろ／＼ となくをきゝてはちゝかはゝかと うたかひみねのかせきのちかく なれたるにつけてもよにとを さかるほと...