タケシのブログ

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幼かった尊富士と道場へ通い続けた祖父、青森で住民ら160人と優勝喜ぶ…

2024-03-24 23:49:46 | Weblog
尊富士関の優勝が決まり、喜ぶ祖父の工藤弘美さん(左)と祖母の洋子さん(
大相撲春場所は24日、大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で千秋楽を迎え、新入幕で東前頭17枚目の尊富士(たけるふじ)(24)(本名・石岡弥輝也、青森県五所川原市出身、伊勢ヶ浜部屋)が豪ノ山を押し倒しで破り、13勝2敗で初優勝を飾った。優勝のかかった大一番を、尊富士関の家族や親族は祈る思いで見守った。 【写真】尊富士が車いすで退場した取組
 母の石岡桃子さん(47)は24日朝、急きょ大阪へ入り、会場近くのテレビで観戦した。優勝が決まると涙で声を詰まらせながら、「初めての日本一がこの形で、震えが止まらなかった」と話した。
 出身地の青森県五所川原市の市役所ロビーでは、祖父の工藤弘美さんと祖母の洋子さんが、住民ら約160人とともにテレビの中継画面へ声援を送った。
 尊富士関が豪ノ山関を破ると、弘美さんは「前日のけがが心配で眠れなかったが、よく頑張った。最高の相撲だ」と喜んだ。
 保育園の頃、尊富士関はアマチュアの強豪だった弘美さんの影響で相撲を始めた。多忙な両親に代わり、弘美さんが毎日のように近所の相撲道場に連れていった。地元の大会では、洋子さんもお手製の弁当持参で駆けつけた。
 「おとなしくて優しい、家族思いの子供だった」と弘美さんは振り返るが、この日の様子は違った。洋子さんは「家族に見せない勝負師の顔だった。いい相撲を取ってくれてありがとう、立派になったね、と伝えたい」と目を細めた。
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