神楽塾(かぐらじゅく)

気持ちを明るく楽しく元気にする方法をお伝えします

人の顔

2006年08月30日 06時53分40秒 | 楽しい生き方
今日は顔の話です。

例えば、日本が好きなアメリカ人。日本人の顔になっています。
逆にアメリカに溶け込んでいる日本人。アメリカ人の顔になっています。

先日、戦時中満州に抑留された後モンゴルに住み着いた日本人が祖国日本に一時帰国したニュースがありましたが、モンゴル人の顔でした。

外国の文化に馴染むとは母国の文化から離れることですから、顔も変わり母国の言葉も忘れるようになるのですね。


身近な日常生活のお話ですが・・・

例えば一部の若者の間で人気の「レゲエ」でしたっけ?歌だか独り言だか訳の解らないもの。あれはスラム街の黒人の間で生まれたものです。犯罪のるつぼです。
日本の一部の若者、大して抑圧されてもいないのにそのふりをした猿真似の顔していますよ。

特定の宗教団体の顔。特定の組織の顔。地域の顔。いろんな顔があります。


より身近なお話ですが・・・・
考えていることは顔に出ます。

長年悩み続けている人の顔。
人を騙している人の顔。
人を怨んでいる人の顔。
感謝している人の顔。

たまには鏡を見ましょう。
自分の顔が好ましい顔であれば今のままで。
自分の顔が好ましい顔でなければ考え方を変えましょう。
顔は変わりますから。



和を尊ぶ繊細な日本人

2006年08月29日 05時25分41秒 | 楽しい生き方
農耕民族だからでしょうか。日本人は自然に対して畏敬の念を持っています。
畏敬の念は「八百万の神」の文化として根付いています。
また、異なる価値観を上手に取り入れる柔軟性を持っています。

繊細な感性を持っているのが日本人です。
「わび、さび」は狩猟民族には理解し辛いようです。
「行間を読む」という感覚を持っています。
俳句、短歌等が伝承されています。

日本人はアメリカ的合理主義を上手に取り入れていますが、その弊害も出てきています。「是か非か」「正義か悪か」「右か左か」で決めるという感性に日本人のDNAは混乱します。日本人には「中庸」を重んじる感性があります。


現代人に精神疾患が多い原因は本来の自分を否定した結果ではないかと思います。
「和を尊ぶ繊細な自分」を否定した、もしくは否定された結果ではないかと思います。


「アザラシを擬人化して涙する」ほのぼのとしたニュースが流れていました。


殺人、放火事件等の犯人は「和を尊ぶ繊細な自分」を否定された人ばかりです。


日常的に、あらゆる場面で「精神疾患」のぶつかり合いがおきています。



事故は偶然ではありません。幸運も不運も偶然ではありません。

事故は避けましょう。不運から離れ幸運をつかみましょう。



人は自分が気づいていないことを偶然と言います。
気づきが多くなれば偶然は少なくなります。


日本人であることに誇りをもって日本人のDNAを大切にしましょう。





怨みの連鎖を止めなければ・・・

2006年08月27日 06時01分42秒 | 時事雑感
中1男子が自殺、「いじめあった」と学校が両親に謝罪 (読売新聞) - goo ニュース

思春期の子供は非常に感性が敏感です。親が見守っていなければなりません。
中学生、高校生に自殺が多いのは常識です。
そのことを親が知っておかなければいけません。

小さな島での事件ですから各家庭の状況は島民全員が知っています。

中学校の謝罪では事は終わりません。中学校長が可哀想な気もします。入学して4ヶ月しか経ってないのですから。

今後この事件は島全体で犯人探しが始まって、責任転嫁をして、相互不信になっていきます。

残された二人の兄弟も悲惨です。信頼できる友達ができるかどうか。


今までの流れの延長線上にあるのは「怨みの連鎖の島」です。

強力なリーダーシップで島の人間関係を良くする動きが必要です。


問題が起った場合、解決のために動くのがコミュニテイのトップです。
家族では家長。村では村長。学校では学校長です。


でも、最も大切なことは「兆候の把握」です。
いろんな兆候があったにもかかわらず、見てみぬふりを続けるから事件が起きるのです。

兆候を無視する人の決まり文句→「自分のことで精一杯で人の気持ちを考える余裕は無い」です。・・・
でも、これ反対なんですよ。
人の気持ちを考えようとしないから自分の頭の中が堂々巡りで一杯になり、他人(自分以外の人間、親、兄弟、子供を含む)のことは考えることが出来なくなるんです。

残念ながら、この種の事件は日本各地で起きていますが、島民の誰かが「怨みの連鎖」を止めることを期待したいものです。

「怨霊の島」にしてはいけません。




一人暮らしの喜びと不安

2006年08月24日 18時41分44秒 | 楽しい生き方
数年前TVドキュメンタリー番組で「一人暮らしの不安」を取り上げていました。翌日、報道番組で「一人暮らしの喜び」を報道していました。

<一人暮らしの不安>
おばあちゃんが身寄りが無いためマンションで一人暮らしをしていました。
一人暮らしは寂しい、病気になったらどうしよう、災害があったらどうしよう、と、不安だらけで憂鬱な顔していました。

<一人暮らしの喜び>
ホームレスのおじいちゃんが役所の斡旋で安アパートに住むことになりました。
これで夜露はしのげて、雨を気にする心配はない。親父狩りの心配は無い。安心して生活できると嬉々とした顔していました。

どちらも年寄りの一人暮らしです。環境は同じなのにこの差です。正反対です。
普通に見たらおばあちゃんはお金に不自由していない様子です。おじいちゃんは無一文という雰囲気で「喜んでいるけどお金は大丈夫?」と言いたくなるような感じでした。

老人の一人暮らしは確かにいろんな不安があるでしょう。が、しかし、このように考えるおじいちゃんがいることも事実です。

考え方ひとつで「苦しみ」を「喜び」に変えられるのかもしれませんよ。同じ環境で、「孤独死」に悩む人もいれば「孤独死の状況」に嬉々としている人もいるのです。

現実をどういう角度から見るかで楽しくもなり苦しくもなるようです。

大切な人生です。厳しい環境であることは承知していますが、くじけずにがんばりましょう。

苦い経験を今後の人生に生かしましょう!ね、Mさん!

猛暑もあれば、極寒もあるさ

2006年08月22日 04時21分07秒 | 自然の力、人の力
暑いです。でも、暑さ寒さも彼岸までといいます。がんばりましょう。

日本は四季(春夏秋冬)がある国です。
テレビを見ていると毎日、全国各地の情報が流れています。

暑さが苦手な人は南国の人の知恵を借りることが出来ますし、寒さが苦手な人は北国の人の知恵を借りることが出来ます。

私が住んでいる九州、福岡では冬に10センチの積雪があれば街中パニックになります。特に交通渋滞で大変です。雪国の人は笑っているでしょうね。

沖縄の夏、北海道の冬、それぞれ知恵の宝庫でしょうね。

経験則から導き出した生きるための知恵があります。
各地の文化、風習、伝統に「人の知恵」があります。

天気予報で各種の注意情報が出ていますが、言われなくてもそこに住んでいる人は経験則で知っています。
経験則を無視する人が事故に遭っていますね。

最近のニュースでも沢山ありました。
海水浴で○人死亡。
川に流されて○人死亡。
台風で○人死亡。
ほとんどの人が経験則無視の結果です。
中には生き物としての危険回避能力の欠如という事例もありますが。


自然に限らず人間関係でも経験則を生かしたいものです。
苦しい経験こそ生かすに値するのかも知れません。

四季を肌で感じる繊細な感覚を持っているのが日本人です。
自分の感性に自信を持って生かしましょう。


以前、とある和食の店で俳人の句が目に留まりました。

「落ちぶれて袖に涙のかかるとき、人の心の奥ぞ知らるる  山頭火」

この感性が日本人のDNAです。







「心の病」に安住するのは止めましょ!

2006年08月21日 17時15分20秒 | 病気を治す
心の病、30代社員に急増 企業6割で「最多の世代」 (朝日新聞) - goo ニュース

30代社員の心の病(うつ病、神経症、統合失調症)が増えているという記事ですが、成果主義を抜きにした上場企業など存在価値ありませんから、この記事は当然のこと言っているだけです。社員に対して、いかにして限界に挑戦させるのかが経営者の手腕ですから、経営者の能力不足ということです。

でも、30代社員の立場で考えると、能力が発揮できないのなら部署を換わるなり転職を考えるなり、自分で判断できないものかと思います。


子供に対して「躾」よりも「物を買い与える事」を優先させている親が多いことも遠因にあるのかもしれませんね。

小中学校の教師の話を聞くと「家庭の躾」が出来ていない子供が多いといいます。教師に抗議してくる親自身が非常識という話をよく耳にします。
教師に「心の病」が多いのも頷けます。



<病気の方、見舞いをする方にアドバイスです>

病人の方へ→病気に安住するのは止めましょう!病気は「気を使ってもらう権利」ではありません。あなた自身が「想いの軌道修正」をする機会です。

見舞いをする方へ→死期を自覚している患者に「頑張れ!」と言うものではありません。頑張れというのは、いかにも正しいことを言っているようですが、患者を苦しませるだけす。頑張りきれなくて病気が悪化しているのですから。頑張れ!ではなく、苦しみを取り除く方法を、あなたが出来る方法を考えましょう。




相手を変えることは出来ません。

2006年08月18日 10時58分22秒 | 楽しい生き方
例え話です・・・。
子供が道路に飛び出して車にはねられ死亡しました。傍らで母親が呆然としています。では、子供が道路に飛び出す直前にあなたが子供の腕をつかんで道路に飛び出すことを阻止したとします。事故に遭うとは思っていない母親は「自分の子供に何をする!」と怒り出します。

この母親は子供の命の恩人であるあなたを悪人だと決め付けます。

子供が死んだ後、時間を遡らせて子供の命を助けたら大感激するのでしょうが。

事故を未然に防止することは非常に大切なことですが、事故なんか起こるはずは無いと思っている人にとっては余計なお世話ということになります。

善い行いとはそういうものです。

その行いはいわゆる神様仏様が見ています。
宝を天に積んでいます。

このことは相手に理解させることは出来ません。
相手が理解しようとして初めて理解につながります。

相手が真実を理解する姿勢を持つまで忍耐しましょう。
「余計なお世話をするな」というのであれば静観しましょう。

宝を天に積むことで良しとしましょう。

相手が理解しないことで怒っていては本当に余計なお世話になってしまいます。
怒りが増幅して自分の体調まで変になりますから。
自分の気持ちをコントロールしましょう!
ね、Kさん♪

相手の考えを変えることは出来ません。相手が「自分の意思で」変わることはありますが。

価値観は千差万別です。









靖国神社と護国神社

2006年08月17日 18時23分11秒 | 楽しい生き方
政治的な話でもなければ、宗教としての是非の話でもありません。
知らないが故に精神的なバランスを崩している人へのアドバイスです。

総理大臣の靖国神社参拝をメデイアが政治問題化させていますが、靖国神社は戦没者慰霊を目的にしています。各県にある護国神社も同様です。

心ならずも戦争で死なざるを得なかった人々の「招魂社」です。

元旦に神社参りをする文化が日本にはありますが、その神社に誰が祭られているのかは知っておいたほうが良いですよ。

護国神社では健康、商売、家内安全、等「いろんなご利益」がある旨宣伝していますが、あくまでも戦没者の慰霊の社であり、「ご利益」を期待する場ではありませんので勘違いしないようにしましょう。そもそも神社はご利益を求める場ではありません。

靖国神社、護国神社は「戦没者の魂を神として祭る」という建前になっていますが、成仏出来ていない魂が大勢いるのが事実です。だから慰霊なのです。

このことを知らずに神棚に毎日手を合わせて「願い事をする」のは非常に危険です。時として憑依現象が現れることがあります。

靖国神社、護国神社は国のために犠牲になった人に感謝を伝える慰霊の場所です。


小泉総理大臣が8月15日に靖国神社を参拝した後、記者団の質問に答えていますが、(内容の全文が「首相官邸ホームページ」に掲載されています)靖国神社の位置付けについて明確に表現しています。


毎日神棚に手を合わせている方で、護国神社の御札に向かって「お願いごと」をしている方はすぐに軌道修正しましょう。護国神社の御札に向かってする事は「お願い」ではなく「戦争死没者全体に対する慰霊と感謝」です。

神棚に靖国神社、護国神社の御札を祭り、毎日手を合わせることは非常に高貴な想いですから、それはそれですばらしいことですが、勘違いして「お願い」しないようにしましょう。怨み、絶望、苦痛の感情が増幅しますから。

お盆

2006年08月14日 03時35分33秒 | 自然の力、人の力
お盆独特の雰囲気です。
日本の文化ですね。大切にしたいと思います。

そこで、お墓参りの時に気をつけたいことについて触れたいと思います。

昨日TVのニュースでお墓参りを写していましたが、おばあちゃんにマイクを向けていました。おばあちゃん曰く「今年も一年健康でいられるようお願いしました」

又、数年前長崎で女児殺人事件がありましたが、殺害現場に供養に行った人が変なこと言っていました。「二度とこのようなことが無いよう私たちを見守っていてください」

お墓参りはお願いをするのではなく、ご先祖に感謝の気持ちを伝えるものです。
また、殺害現場で殺されて間もない未成仏霊に対してお願いするなどとんでもないことです。

ご先祖に感謝の気持ちを伝えましょう。


・・・<閑話休題>・・・

昨日、高校野球でアナウンサーが面白いこと言ってました「お盆に甲子園に来て出身地の高校を応援することで故郷を懐かしんでいる人が多いと思います」・・・・。

私、思わず噴出しちゃいました。お盆で故郷に帰って高校野球を見ている人が多いんでしょうに。

甲子園に野球の応援に来ている人は故郷から来てるんですよね~。



平和な今だから出来ること...

2006年08月12日 07時17分52秒 | 病気を治す
島根県の旧陸軍歩兵63部隊に所属していた柏井さん(92)の弁。
「平和を保つには真実を知ること、自分の頭で考えること。戦争中は一切できなかったことです。」

これは毎日新聞の記事から抜粋したものですが、この記事読んでいて思いました。
柏井さんが言っていることは、私たちの個人の生活に言い換えることが出来ます。

「心の平安を保つには真実を知ること、自分の頭で考えること。平和な今だからこそできることです。」

これが出来ていないから最近は精神性疾患が大流行です・・・・・
心のバランスを崩している人の多くは、真実を知ろうとせず、たまに真実を知っても認めず、自分の頭で考えずに他者からの評価を物差しにするため真実を否定します。そして、その価値観を共有できる人を探すことに腐心し、真実から離れていき心のバランスを崩しています。

心のバランスが崩れると身体のバランスも崩れます。

病気の原因はほとんどが心です。

心のバランスが崩れていることを自覚するのは難しいことです。でも、身体が私たちに「心のアンバランスを」教えてくれていると考えたほうが病気は早く治るようです。