神楽塾(かぐらじゅく)

気持ちを明るく楽しく元気にする方法をお伝えします

怨みの連鎖を止めなければ・・・

2006年08月27日 06時01分42秒 | 時事雑感
中1男子が自殺、「いじめあった」と学校が両親に謝罪 (読売新聞) - goo ニュース

思春期の子供は非常に感性が敏感です。親が見守っていなければなりません。
中学生、高校生に自殺が多いのは常識です。
そのことを親が知っておかなければいけません。

小さな島での事件ですから各家庭の状況は島民全員が知っています。

中学校の謝罪では事は終わりません。中学校長が可哀想な気もします。入学して4ヶ月しか経ってないのですから。

今後この事件は島全体で犯人探しが始まって、責任転嫁をして、相互不信になっていきます。

残された二人の兄弟も悲惨です。信頼できる友達ができるかどうか。


今までの流れの延長線上にあるのは「怨みの連鎖の島」です。

強力なリーダーシップで島の人間関係を良くする動きが必要です。


問題が起った場合、解決のために動くのがコミュニテイのトップです。
家族では家長。村では村長。学校では学校長です。


でも、最も大切なことは「兆候の把握」です。
いろんな兆候があったにもかかわらず、見てみぬふりを続けるから事件が起きるのです。

兆候を無視する人の決まり文句→「自分のことで精一杯で人の気持ちを考える余裕は無い」です。・・・
でも、これ反対なんですよ。
人の気持ちを考えようとしないから自分の頭の中が堂々巡りで一杯になり、他人(自分以外の人間、親、兄弟、子供を含む)のことは考えることが出来なくなるんです。

残念ながら、この種の事件は日本各地で起きていますが、島民の誰かが「怨みの連鎖」を止めることを期待したいものです。

「怨霊の島」にしてはいけません。