椰月さんの作品としてはなんだか薄いような気がします。「みきわめ検定」、超短編を含む書き下ろし。
前作の「体育座りで空を見上げて」も、似たようなテイストで、「しずかな日々」のようなしみじみものを期待していたわたしとしては、いまひとつ釈然としなかったのですが、今回もちょっと……。
表題作とラストは同じテーマですよね。相手に幻滅し、恋から覚めてしまう瞬間を切り取っている。
でも、二作読み比べると読後感はずいぶん違います。「みきわめ検定」は、おかしいと思ったら早々に別れるほうが正解かなと思ったけど、「西瓜」は自分だってもう一言で彼氏と同じ立場だったのでは? と思ってしまう。
同時発売の「枝つき干し葡萄とワイングラス」はまだ読んでいないけど、少し心配。わたしが期待しすぎなのでしょうか。
前作の「体育座りで空を見上げて」も、似たようなテイストで、「しずかな日々」のようなしみじみものを期待していたわたしとしては、いまひとつ釈然としなかったのですが、今回もちょっと……。
表題作とラストは同じテーマですよね。相手に幻滅し、恋から覚めてしまう瞬間を切り取っている。
でも、二作読み比べると読後感はずいぶん違います。「みきわめ検定」は、おかしいと思ったら早々に別れるほうが正解かなと思ったけど、「西瓜」は自分だってもう一言で彼氏と同じ立場だったのでは? と思ってしまう。
同時発売の「枝つき干し葡萄とワイングラス」はまだ読んでいないけど、少し心配。わたしが期待しすぎなのでしょうか。
嬉しいです。頑張って下さい。再来週の月曜日は、「虎に翼」の放送を楽しみにしています。