くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「チャンネルはそのまま!」ほか三冊

2009-02-03 05:50:21 | コミック
一月三十日、本屋にダッシュするつもりだったわたしですが、九時まで会議が終わらなかったため、断念しました……。
で、三十一日に行ってきました。平積みしてありましたよ。「チャンネルはそのまま!」①。
佐々木節健在です。テレビ局の新人記者・雪丸花子。どうも「バカ枠」で採用されたらしい雪丸は、入社初日からニュース番組で、洪水に流されかける猿を放映してしまうというはじけよう。警察では「かばんちゃん」と呼ばれ、逃げ出したトカゲを捕獲し、一度会ったら忘れられない人物なのです。
さて、そんな雪丸の「プチプチ」になってしまった山根くん。
なんだか三本木を彷彿とさせるキャラですね! 佐々木さんのまんがには、トラブルメーカーとそのサポート役のコンビが多いですが、山根くんもこのまま雪丸に振り回されることでしょう。
雪の吹きすさぶなか買いに行ったかいがありました。

一緒に買ったのは芳崎せいむ「金魚屋古書店」⑧。金魚屋のみなさんのいつものペースに安心感があります。
それにしてもOUT懐かしい! 友人がファンで借りていました。「ゆりこみっくす」とか「世紀末翼伝説」とか持ってたなー。でもいちばん好きだった「ダンディ・ドラゴン」(高橋なの)が単行本にならなくて残念だった……。
芳崎さんの新シリーズ「うごかし屋」もおもしろいですね。映画、まんが、に続き、待ってましたの文学! 鉄さんにもいろいろありそうで、今後が楽しみ。
もう一冊、星野之宣「宗像教授異考録」⑥も買いました。突然なぜ⑥? わたしにはどうしても無視できないテーマがありまして、例えば北斎とかハンセン病関係のものは目についたら手に取らずにはいられないのです。「竹取」もまたしかり。「かぐや姫と浦島太郎の間に隠された、悲しくも美しい伝説とは…!?」なんて帯に書いてあったら買わざるをえません。
で、おもしろかったのです。とくに「黄泉醜女」が興味深かった! 恐いのですよ。でも、納得できる。民俗学の講義、わたしは東北地方の飢餓についてやったんだけど、古事記を題材にこんな話が書けるんだ! と感動しました。ほかの巻も読んでみたいと思います。
今気づきました。これ全部小学館発行ですね。まわしものか、わたし!

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1 コメント

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Unknown (ミリオン)
2024-05-11 15:39:03
こんにちは。
本屋さんに行くのが楽しいですね。大好きです。頑張って下さい。今日の朝は、1週間分の「虎に翼」を見ました。

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