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くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「レタス白書」羽生さくる・田島みるく

2012-11-10 20:56:00 | 総記・図書館学
 図書館の返却棚にあったこの本、レタスクラブに連載された投書で構成されているのだそうです。あるテーマをアンケート形式でまとめてあります。「レタス白書」(ブロンズ新社)。でも、思ったほどおもしろくなくて。たとえば「OL委員会」はこの数十倍笑わせてもらったような気がします。
 文体なのかなぁ。「ファンクラブ遍歴」なんてテーマとしてもおもしろそうじゃないですか。「二十数年前、あのねのねのファンクラブに入ってた。人生の汚点」「清水健太郎のファンクラブでは、献血するとサインがもらえるので血を提供しました」
 いろいろと四方山話のようなテーマがあるから興味深いのですが。
 「ぶっとびのお名前」では眼科医の娘「まなこ」ちゃんとか「未来来」で「みらくる」とか女の子で「しいたけ」というとんでもない名前が出てきます。うううーむ。
 紙面の制限があるからなのかもしれませんが、もう一歩踏み込んでほしい感じ。テーマ選択が好みではないのかも、といろいろ考えましたが、最も近いのは、わたしが田島みるくを苦手だからかも。(この感覚、うまく説明できませんが)
 ふと思い出したのは、美容院の話題で「こんにちは、僕アンディです。よろしく」と生粋の日本人美容師に握手を求められた、という投稿。その店知ってる! 仙台だと荒巻のスーパー一階にあった店じゃない? 確かチェーン店だったような。会計は「ハイジ」さんで、ネーミング体系が統一されていないんだな、と思った次第です。(どう考えても、「ハイジ」は英語じゃない)
 自分だったらどんなネタで投稿しますかね。ひと昔ほど前の出版ですが、ときどき「読売小町」で扱っても違和感ないような作品もあるんですよ。
 期待していたんだけど。十年以上経ったことで世間の笑いのツボが変わったんですかね。


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