8月31日
朝起きたら海は土色に変わっていた
夜半の雨は天の底が抜けたように降ってきた
沢は一変に川となり、両岸を轟音とともに削り流れ、海に下り落ちた
強烈な雨は弱い山肌を探し、あちこちで土砂となり、崩れ流れ落ち、海へ
県道、林道、遊歩道は寸断され交通止めとなった、県道は夕方には解除された
幸いにも人家や人には被害は無かった...が
墓場の背後が崩れて落ち、お墓が土砂に埋まってしまった
元々両墓制の埋め墓、土に戻した先祖の上に大量の土が盛られてしまったわけだ
どうしたもんやら...こんな事は過去にもあったのかしら
滑り落ちた土砂は漁協荷捌き所を襲い通過し、海へと流れた