粟島.民宿市左エ門に帰省しませんか ℡0254-55-2543

海風が吹き抜ける部屋での昼寝、ババの畑の香気豊かな野菜、釣と素潜りが大好きなオンチャが捕る魚、島の元気をお持ち帰り下さい

おわり初海苔.....・・?

2014年02月27日 | 季節の海

「終わりの初海苔だの..」となにげに独り言..意味は??

欠航率が低かった今冬、大時化日は少なかったが、沖磯に出られるような凪日は無かった

そんな冬海も一段落、今日は昨日からの青空凪日和、

水平線は海と空がくっきり分れ、PM2.5の心配はなし.....

朝7時「岩海苔摘みをする、操業時間は...」との地区内放送が流れた

天気予報を見ながら前の日からの準備は万端整って、やっと出られた沖磯へ

地区の外れの港では、家族親戚を乗せた小船が並び、一斉出漁のタイミングを計る、

源じぃやの船には93才にして矍鑠としたイサババが早々と乗りこんでいた

 

誰言うとも無く一斉スタート、青い海を切り裂いて思いの岩まで小船のレース 

今日は地区のほとんどの人達が岩の上、来島や大島や牛島等など....エンガイクリにはカモメ

朝の9時頃から3時頃まで、オニギリおやつを持っての岩海苔摘みだ

大波の影響が少ない岸に向いた岩肌には一面にしんなり黒々とした岩海苔が張り付き

我先にと働き者の手がせわしくビリビリと小気味良く剥いでゆく

 

 

  

海苔を摘みながら一人のばばが「終わり初海苔だの..」となにげに独り言..意味は??

「沖磯は初海苔摘みだが、旬海苔時期は過ぎた今日摘んでしまえばもう次は無い、今日で終いだ」..

内浦から嫁いだ母が言うには釜谷地区特有の言い回しだそうだ.おもしろい言い回しだ

若気なイサばばの海苔摘みスタイル、とても93歳には見えない

摘んできた海苔で今回は佃煮を作ってみよう

 

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柔らかく香りいっぱい...走りの春

2014年02月26日 | 旨いもの情報

春霞、春めいた一日

朝からもやもやした空、海と空が一緒くた、春霞..?と思っていたら

役場から、「PM2.5の濃度が高いので戸外活動は......」と注意喚起の村内放送が流れた

何という事でしょう、春霞の風情が吹っ飛んでしまう

黄砂だけでたくさんなのに、大気汚染物質も心配しなきゃならないご時世とは...

とは言っても陽が射せば心は戸外へ、マスクをしたババはうきうきと山畑へ出かけて行った

 

今年は春が早そう、野山の香草たちは食べごろに、

12月末から顔を出してたうっかり蕗の薹は蕾を開き

行者ニンニクは隊列組んでいちにのさんで出揃った

柔らかそうなミツバの緑、岩海苔と三倍酢にしたら美味そう

 

アサズキをいれた卵焼きをお弁当のおかずに、香良い卵焼きです

海では鱈に代わって真鯛がヤリイカが獲れだした、

 

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連日の真鱈刺網漁、好漁続くも!

2014年02月15日 | 海仕事

連日の真鱈刺網漁、好漁続くも!

関東は大雪も島は小雪。しかし本日15日は北東の風非常に強く、

約6㌧余りのを真鱈を積んだフェリーは粟島発で終え、岩船発は欠航となった。

真鱈は今が旬、既に産卵を終えた鱈が半分以上になった。白子の軍艦寿司を食べたいな。

刺網漁は船が小さいので漁は凪が大きく左右する。

この船は満船状態、波が高いと操業もままならない

刺網漁は人手がかかり大変ですよ。この時期、島の風物詩、真鱈干しが各家で干されている。

皆さん食べましたかーーーーーー

 

 

 

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島も大雪 雪が鱈をつれてきた

2014年02月09日 | 海仕事

H26真鱈漁 不漁も!

今年の真鱈は不漁続きだ!例年ならこの時期は最盛期のはず。

ところが今朝は大雪、島も20cm以上の積雪。

そしたら、鱈も結構な漁、やはり鱈は魚に雪と書くんだな!

このまま順調に漁があることを願いましょう。(今日はいい凪も雪多く、岩海苔漁は出来なかった)

 

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岩海苔が仕上がりました。

2014年02月03日 | 旨いもの情報

岩海苔が仕上がりました

昨年の今頃は海苔摘みに4回も出ていたが、今年はまだ一回しか出ていない

おまけに我が家のおんちゃは海苔摘みを早めにきりあげ、皆が頑張っている時には磯にはいなかった

海苔のお裾分けに行ってしまったらしい....しょうがないやつだね

収穫量は昨年の三分の一、ほとんどは贈り物の岩海苔、楽しみに待っている人達の顔が浮かぶ

近々にあと一回出れれば美味しい岩海苔を贈られるのに...時化の海がうらめしい


今年もばばは頑張りました

昔ながらの方法と経験で、
厚くて噛み按配の良い潮の香と海の旨みがぎっしりと詰まった、

岩海苔ができました。食べると粟島の海を思い出すかもしれません

  

 

 

 

 

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亀の手.焼き岩海苔.アサヅキの味噌汁

2014年02月02日 | 無題...日常

早いもんでもう2月だ、来月には弥生三月春だ、そろっとギアを入れ替えて、春準備を..

街に住む友人からの電話で「冬の間は何しているの」と聞かれ、

「冬篭りの三ヶ月.保存食作りや山海の食材確保の三ヶ月、季節営業の宿泊業六ヶ月、

季節の移ろいに合わせた手作りの生活よ、生活を作っている実感があるわ」.....

そんな冬の一日、ツレに誘われて「亀の手=へ」獲りに行ってきた、

今回の「へ」がある場所まではちょっとした崖を横切って行く、

行けた筈の崖なのに
岩にしがみついて動けなくなった、足が上がらない、ぬけない

体が硬くてきれが無かったのだ、そしてできないと思ったら足がすくんだ...

年齢のせいにしようと思ったけどツレは目的地に到着して作業を開始している

冬ごもりの三ヶ月、意思的に継続して頭も体も動かさないと一冬ごとに老いてゆく...実感でした

 

   

雪の少ない今冬は山も早い、蕗の薹はは出てるしアサヅキも出てた

  

アサヅキと焼いた岩海苔で春の香があふれる亀の手の味噌汁

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