粟島.民宿市左エ門に帰省しませんか ℡0254-55-2543

海風が吹き抜ける部屋での昼寝、ババの畑の香気豊かな野菜、釣と素潜りが大好きなオンチャが捕る魚、島の元気をお持ち帰り下さい

デケェ-!.................. 82kのオヨだ  

2010年01月31日 | 海仕事

             <     140~150cmはある           >

       

デケェ~.!...................82kオヨ(イシナギ)だ
鱈の初漁にオヨがかかった、めったにお目にかかれない大きさだ。
秤の上にコンパネを乗せてその上にオヨを乗せ目方を量る........なんと82k!

オヨは一年に一~二尾は定置網で捕れる事があるが大きくて50k台、82kのオヨは憶えが無い.....................(栄丸)

初漁の鱈はそれほどでは無かったが、海からのでっかい贈り物、今年の海は如何なものか....................でかい..おおきい.....大吉

              

   

 

           

 

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ヘルパー・ボランテア...........いきいき体操会

2010年01月30日 | 地域活動

1月28日・いきいき体操会..........今冬、市のばばもデビュー


      

冬、ばばは閉じこもりがち、屋内でばばは畑用のシャツを作ったり、繕ったりと手作業をよくしているが、体を動かしたり、よその人とおしゃべり等は少ない、そこで今冬から介護予防事業のいきいき体操会に参加する事にした............
初めて親の老いを感じた時はその事をなかなか受け入れられなかった、さみしいような心細いような思いだった...。少しずつ外見が変わり、生活範囲が狭くなり、ばばの足りないところを娘がするようになってゆく中で、ばばは大ばばに娘は本当の大人になってばば予備軍に、そして普通に老いを老いとして受け入れている事に気づいていた.........................。

村の保健師さんがばば達の興味、好奇心を探って作ってくれた、いきいき大棒網、ワッパ煮ジャンケンにばば達は一生懸命!
ばば達はほっぺをあかくし、歓声をあげながら、体を動かし、心をゆらし、子供のように楽しげにすごしていた。
島で生まれ、育ち、島の自然の仕え人のようなばば達、ばば達が幸せならきっと島もうまくゆくのかも...............、来る者を拒まず我子が帰省したように歓待する、力まない.ばば達の行き方、島訪ね人はばばに会えるのも楽しみにしているのかもしれない、ばば力はあなどれない!

                   

 

                               

 

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さいの神.........

2010年01月27日 | 節の行事

        

岩船停まりの粟島丸が朝早く到着、最近は不定期航行が多い、離れ島に住む者にとって足の確保は命に繋がる、時々の悪条件の中、船を出そうとする不断の努力にはいつも感謝.................そんな時化の合間のちょっと空が一休みをした午前に、塞の神が行われた。
1月は祈りとともに暮らしていたように思える、神様は信じる数だけいらしゃるらしい、湧き出る水、畑の土、豊漁を約束する海等々、季節の中に身をおき、自然と繋がった生活をばば達はしてきた、どうしょうも無い時ばば達は祈ってきた、自然は.自分より上として、はかりしれないものとして.............。
お正月、弥陀の正月、獅子舞、初神楽、そして塞の神、ひとつ終わる事に春が一歩々と近づく、節の行事は一区切り。凪げば明日は真鱈漁が解禁.......島は少しずつ忙しく、賑やかになる。


さいの神の炎で焼いたイカや餅を食べると一年丈夫でいられると言われている
昔は燃やすのではなく、古いお札は家の天井裏にしまい、魔よけの十二月十三月のタラの木と杉の木は神社の裏においてきた

                 

 

 

 

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空の碧さに誘われて..............日暮れまで遊んでしまった

2010年01月19日 | 冬の海

                                      

                          

子供達への読み聞かせの帰り、空の碧さをやり過ごせなくて、脇の小道に誘われて、日暮れまで遊んでしまった。
いつも見慣れている海、山、空なのに、いつでも、期待を超えるよな楽しい発見と安らぎを与えてくれる、何処までも歩いてゆけそで、飽きることが無い。
碧空を見上げていたら、濃い緑の葉を豊かに繁らせたりっぱな木が目に入った、来るたびに気にかけてた木だ、北西風が強くあたる北斜面、低木がまばらにあるなかでその木だけは違ってた、何という木だろう...................
急斜面の磯に通じる道を途中まで降りて見た、笹につかまり転ばないように足元を見てたら、...........でてた!笹の子のシンノコが!1月なのに早い.....旬はたいがいは3月頃、それは々美味い、迷いシンノコだろうか
南の磯斜面では春が怠りなく事を進めていた、あさづきが枯葉の下で元気に黄色い芽をツンと出していた.....美味そう!...香りはどんなだろ!....
2月頃から山は少しづつ美味しくなる、探す楽しみも増える......島歩きはこれから飽きることはない、心安らぐ楽しみがいっぱい.....................。

エビスガハナから見た仏崎             笹の子...シンノコ                        

 南斜面の元気なあさづき....濃い香り

                        

    

 

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ばばのスィーツ其の三........つぶつぶさん、きびだんごを作りました

2010年01月17日 | ばばのスウィーツ

         

今日のお昼はキビだんごでした、ばばが朝から準備して作ってくれました。
食感はいもだんごのほうが好きだけど、キビはだんごそのものの甘みが強い、砂糖の無い時代、キビで作った飴をつけてだんごを食べたそうです。

昨年の秋、男の子とご両親の三人家族が宿泊された、その時、アワ、ヒエ、キビ等のつぶつぶ系の話でおおいに盛り上がった。ばばは昔オデラ畑で赤キビを作り、ご飯で食べたり、キビを石臼で粉にしてだんご、餅、飴等おやつで食べたりした事を、楽しそうに話していた。つぶつぶさん達はばばのオデラ畑まで見に行ってくれた。畑では味噌豆が収穫を待っていた頃だったと思う。つぶつぶさんは帰ってからアワと赤キビをばばに送ってくださった ...................。
ばばはアワと赤キビが届いた時に弥陀の正月にだんごを作って、昔一緒に暮らした思い出のなかの人たちとキビだんごを食べようと決めてたようだった。小正月のお観音様の日に合わせて、ばばはだんごを作り、懐かしい人達と一緒につぶつぶキビだんごを食べました。.................ばばがいないと食べられないアジでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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小正月 1月16日 地区総会

2010年01月16日 | 地域活動

      



昨日は三日振りに船は定期に動いた......が、また今日は全便欠航、出航した日を数えたほうがはやい。年初から荒れる海、海に降る雪、島をつつむ風雪。こんな日は早々にごめんなさいをしてじっくりと地域活動。

毎年1月16日は地区総会と決まっている、9時に集落センターに各世帯1名ずつ集まり、1年の地区の活動をひとつ々決めてゆ.く..............................................。「思い残しないように一日をかけて話し合って一年の決め事を決めよう」、で総会は始まった。この言葉通りいつもの事ではあるが本来は2時間もあれば終わってしまう会議は一日がかり。しゃべってもしゃべっても足りない者、引き出しの奥のほこりまで捜す者、だんまりを決め込む者等など、話す、話す、聞く、聞く、皆さん賑やか、この一年の決め事は昨年一年の一人々の記憶を掘り起こし、言葉に起こし、突合せ、時に双六のように行きつ戻りつ、落ちるところに落ちながら進む。
一人々の個性がはっきりとみえる小さな共同体は経験知が大きくものをいう、彼らの知を全面展開して9時に始まった総会は夕方4時で終了.........そのあとはそれなりの達成感を肴に一杯のみながらワイワイ仲良く酒盛り......お疲れでした。

 

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小正月のお参り其の2

2010年01月15日 | 節の行事

   

今日は地区のお宮様を巡ってお飾り餅をお供えする日、大正月の時も元旦に各お宮様にお供え餅をする、八百万の神とはいわないが、その家の信仰によってお飾り餅をお供えする数は50個の家や5~6個のなど違ってくる、我が家のお飾り餅は20個..。
朝9時、外は雪、餅とたらの木で作った祝いの木、杉の枝をリュックに詰め、今年一年の家内安全ををお願いしに出かけた。たらの木には12月、13月と書き星印をつける(魔よけ)、杉の木と一緒に味噌小屋の両脇に飾った..................歩いても歩いても、波の音、ざわざわとこすれる枝、踏みしめる雪の音しかしない.、ほほをなぜる冷たい風も今日は心地良かった......。

六所神社....お正月になると神様がいっぱいいらしゃることに気づく、ここの地区には神様が其処此処にいらしゃる、自然は厳しい、神様は必要かも



八幡神社.....祠のような小さな神社、この神社から降りて行く時、カムラの大島
に飛び移れるかのよう....海が階段のすぐ下に見える

 

 

          

                      

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弥陀の正月....................小正月のお参り....地蔵堂へ、埋墓へ

2010年01月14日 | 節の行事

ばばは朝から花だんご作りに夢中、だんご木は釜谷地区では榎木ときまっている、形の良い榎木を秋からめぼしをつけておく、1月10日に山から杉の木と一緒に迎えられた榎木は、花だんご木として彩賑やかに飾りつけられた。
時おり飛ばされそうになる風が吹き付ける中を、赤と緑の花だんごをyつけた小枝とお菓子を持ってばばは裏山の地蔵堂へお参りに登っていった。
その後、山崎のお墓へ........、危うい足元に気を配りながら、花だんごと花を自分までに繫ってきた父を先祖を思いながら、風に飛ばされないように地中に挿す。.......これからもずっとここから行く末を見守っていてね、と心で念じながら。
ここは両墓制、常のお参りは地蔵堂の石塔へ行く、お盆と小正月のお参りと埋葬は漁港の直ぐ上の山崎の斜面へ...、先祖は海風に吹かれ、港の賑わいを聞き、この地区の行き方を身守りながら眠っている。


          
売店きんべいのだんご木           市ばばのだんご木は賑やか.........
景気のよさそうな木               
今年も繁盛しそう!

  

地蔵堂のお地蔵さんはばばと仲良し 



ご先祖さまは海をみながら、漁の安全を守る

  

 二日も全便欠航.....明日はでるかしら......磯端は泡だらけ

  

 

 

 

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受け継がれ、今年は、1月11日獅子舞 .........。

2010年01月11日 | 節の行事

みんなはやせよーの声ではじまり...................。
いやどっこいさのさー.......ドコドコドン......調子のよい太鼓の音と獅子歌に合わせ、獅子頭は右に左へ、唐草模様の胴体は猛々しい獅子を思わせるかのように勢いよくもれ上がり、おおきく左右に振れる、
釜谷地区の親父から息子へと何代も何代も受け継がれ、こなされ守られてきた獅子舞とさっこいの男踊り、伝統は力強く踏み出す足にしなやかに空を舞う指先にやどる、踊りの師匠は親父、息子は親父の型を受け継ぎ、見てるほうはそれを当てるのもまた楽し.........。
集会所で出舞いを奉納したあと、一軒々を門付けしてまわる、その年の年祝い(年男、年女)の家には上りこんで獅子舞を舞いさっこいを踊り、悪魔払いをする。村中をまわり酔いもまわり気分もよくなり、午前に出た獅子舞隊はまた集落センターにもどり、入れ舞をし、また、みんなのやんや、やんやのかっさいを受けて、さらに上手にしなよく舞踊る....................。地区の今年一年の厄は笑いと歓声のなかでどっかにぶっ飛んでしまった..........。

      

     

     

     

 

        

 

 

 

 

 

 

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昨年の冬至前の大雪、越年の大風......山の畑は大丈夫かしら.

2010年01月08日 | 山の畑

    昨年の冬至前の大雪でつぶれてしまった竹林

  

ばばが言ってた、冬至前の雪は怖いと.....冬至前の雪は水を含んで重い.雪は竹をへし曲げ、根を起す、木は重みに耐えかね裂け、折れる......
昔ばばが若い時、竹は大事な収入源だった、冬至前に雪が降ると綿を詰めた手甲をつけ、蓑を着て竹の雪を一本々ゆすっては落としたものだと.........

畑への道々、竹林はあちこちで折れ曲がり無残な状況、我家の竹林はどうなっているのだろう、見に行くのが怖い.......どうしよう!隣のおとうちゃんはかたずけを始めたけど..................助っ人を頼まなくては..........
杉林も強風と雪のために途中で折れたり、根からころんでたり、おおきく弓のように曲がってたり...........雪の重さ、怖さというものを初めて実感した。

幸い、畑はいつもと同じように迎えてくれた、木蓮の木の下で水仙がこっそりと咲いていた、大根などを採ってサドマリの小川で土を落とし、藪椿の花を数えながら帰った...........今年はまだ満開の椿を見てない

昨年の冬至前の雪につぶされた竹林をかたずけてる

オデラ畑...春になると海をなが眺めながら、港の賑わいを感じながらの畑作業

ショウミダ畑

夏になると枯れるサドマリの小川

 つかの間の和いだ海

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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