答えは現場にあり!技術屋日記

還暦過ぎの土木技術者のオジさんが、悪戦苦闘七転八倒で生きる日々の泣き笑いをつづるブログ。

”Never say I know” (E.ゴールドラット)

2011年06月15日 | オヤジのCCPM修業

 

『ダイヤモンド・オンライン/エディターズチョイス』

「ゴールドラット博士を悼んで親交の深かった日本人二人からの追悼文」より

http://diamond.jp/articles/-/12708

 

 その内容は、「いかに偉大な人物の偉業から学ぶか」ということでした。科学は、偉大な人物の偉業から学び、その「巨人の肩の上に立って」進化していく - そのプロセスをつまびらかにしていき、私たちが、知識を今後も発展させていくことを可能にするロジックを教えてくれました。これが、最後の教えとなりました。それは、シンプルに”Never say I know”(わかっているとは決して言わない)です。


「人はもともと善良である」

「ものごとは、そもそもシンプルである」

「あらゆる対立・矛盾にも、妥協のない解決策は存在する」


 この三つの信念に、博士はこれまで理論を築いてきました。そして、もう一つ、Never say I know という大切な信念を語ったのです。この信念こそが、常に知識体系を進化させるエンジンとなっていくというものでした。

       (岸良裕司)

 

 私がよく引用するDr.ゴールドラットの言葉に、「けっしてわかったつもりになるな」(『ザ・チョイス』より)がある。

 この言葉を日本語訳したものだったかどうかは分からないが、英語のほうがシンプルでカッコイイなとミーハーなオジさんはそう思ってしまった。

 とかなんとか言ってはみても、ヘタレかつ調子もんである私はこれからも、すぐに、「わかった」なんぞと口走ってしまうのだろうが、

 TOCという知識体系の末席、いや席も与えられない端っこのそのまた端っこに図らずも加わらせていただいたことへの感謝の念をいだきつつ、

 そうだ。”Never say I know” なのだなと、深く納得してしまったのだ。

 

 

 ←高知県人気ブログランキング

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする