予言者ノストラダムスは、何度もリピート再生される共通内容だけを詩にした

イギリスのネット新聞（Express）では、中世の予言者・ノストラダムスが米国の新大統領について予言していたと話題になっています。それが、

ノストラダムス大予言、百詩篇第1巻40番（ノストラダムス大事典より）。
「狂気を隠蔽する虚偽のトランペットがビュザンティオンに法制の変更をさせるだろう。
撤回されることを望む者がエジプトから出るだろう、
貨幣とその品位を変更する勅令について」

（感想）
この詩の中の、
＊　虚偽のトランペット＝トランペット（trumpet）＝トランプ（Trump）
だという指摘でした。

この詩の表面的な現代的な解釈をしますと、
ビュザンティオン（バルカン半島の小さな半島に在った古代都市。現トルコ領）からは、バルカン半島の近隣に在る、多数の難民を押し込めている島が浮かんで来ます。
つまり、移民・難民に関する強行的な法律がヨーロッパで発令されること。

そして、それに反対する者が、エジプトあたりから出ること。
確か、エジプトの携帯電話事業を独占する大富豪が、難民が暮らす為の島を購入・提供した報道もありました。

そして、貨幣＝ユーロ、についてもヨーロッパの共通通貨としての志（こころざし）と品位が消えて行くこと。
まさに今の英国がEU脱退をしたように、EUという統一の夢は、移民による混乱により終わるという予言をノストラダムスがしていたと思われます。

そして、ノストラダムスは、１度の出来事だけを指すのではなく、時代ごとの様々な出来事を国別にも共通して起こる事象だけを予言詩にしたと感じます。
つまり、何度もリピート再生しない出来事は予言詩には残さない。
様々な国で、色々な時代で、共通して起こる出来事の事象を予言した。
このように感じます。

そうしますと、この予言は今の米国にも、そのまま当てはまります。しかも、今はまだ隠されていることを指摘していると私は感じます。
この詩を今の米国に当てはめますと、

（１）　トランプ氏が、移民に関する法制度の変更を実行すること。
（２）　トランプ氏は、米国ドル単位の変更をする。新貨幣への切り替えを実行する。
（３）　これに反対する声が、中東の産油国から激しく出る。

（１）については、最初に確実にすることを宣言していますから、実行されます。
問題は（２）です。これこそは、歴代の大統領が米国の天文学的な借金を帳消しにする秘策として、何度も話題に出ては消えている禁じ手です。

しかし、自国第一主義の彼ならば、今の財政内情を理解した時に、これを実行する可能性を持つと感じます。
世界中が、産油国が、日本が、米国ドルを莫大に保有するのですが・・・・。

ただ、通貨＝軍事力、だということを知って置いてください。そして、

＊　自国通貨を発行する国。
＊　貿易力を有する国。
この２つが有れば、国家の経済破綻は起こらないと、私は断言して置きます。

日本も、１０００兆円の借金など、絵に書いた餅であり心配不要です。
戦時中に、大量の自国通貨、戦争国債を発行してハイパーインフレーションを起こした国がありますが、それは貿易が止まっていたからです。輸出産業が無かったからです。

しかも日本は、「海外」資産の保有が世界一の国家です。
国外・国内の全資産は、借金の１０００兆円など帳消しにして、大きく余裕があります。
さらに、外国への借金はゼロの超安定の国家です。だから円通貨が強いのです。

つまり、どんなに借金が増えても、借金取りが来ない国です。
なぜなら、日本人から日本国が金を借りているだけです。この分裂が無いから、まったく問題はないのです。
とにかく、自国通貨発行と貿易、この２つがあれば、自転車の車輪は大小変化しますが、回り続けます。

これが出来ないのが、統一通貨・ユーロだったのです。逃げ道が無いために、ギリシャのように破綻する国が出ます。
問題は米国なのですが、ここで過去の５年以上も前の夢想記事を紹介しておきます。
「海外出張中　今日はSF空想話　３」
すべては、順調のようです。
日本は、問題はないです。

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